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プレゼント 書評こぼれ話

  東日本大震災のあと
  ひとつの楽曲が多くの被災者に
  勇気をくれました。
  それが
  やなせたかしさん作詞の「アンパンマンのマーチ」。

    なんのために 生まれて
    なにをして 生きるのか
    こたえられないなんて
    そんなのは いやだ!

    いまを生きる ことで
    熱い こころ 燃える
    だから 君は いくんだ
    ほほえんで

  この夏日本列島のあちこちで起こった災害の
  被災された人たちが
  またこの曲で勇気をもてたら
  いいですね。
  今日はこの曲を作詞した
  やなせたかしさんの伝記本を
  紹介します。
  中野晴行さんの『やなせたかし - 伝記を読もう』です。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  今を生きることで熱いこころ燃える                   

 昔から児童図書には「伝記」というジャンルは人気がある。
 自身が子供の頃を振り返ると、何冊か読んだという人も多いだろう。
 キュリー夫人やシュバイツァー博士といった医者や科学者、日本人でいえば野口英世あたりが「伝記」の王道だったような気がするが、最近はとても幅広いジャンルの、それでいてその人生には明確な歩みがある、人の「伝記」が目立つ。

 「やなせたかし」さんは漫画家という職業の人。もちろん、誰もが知っている「アンパンマン」の作者だ。でも、実際にはやなせさんは詩人でもあったし編集者でもあったし歌まで歌っている。
 むしろ漫画家というより、絵本作家あるいは童話作家という方はわかりやすいかもしれない。
 この本にも書かれているが、94年間のやなせさんの人生はけっして平坦ではない。
 何しろ「アンパンマン」がヒットするのは50歳を越えてからなのだから。
 それまで漫画といえば手塚治虫さんが全盛で、やなせさんの漫画は手塚さんの少年漫画からはうんと遠い世界だったのですから。
 それでもやなせさんは自身の世界観を変えなかった。
 「アンパンマン」という子供たちの人気者は、手塚漫画さえ成し得なかった子供の夢の結晶なのでしょう。

 子供たちが「アンパンマン」からやなせたかしという人を知り、その人に興味を持ってその「伝記」を読む。
 そして、その「伝記」からやなせさんが願った本当の正義を学ぶ。
 こうして、また一粒の種がまかれていくのだと思います。
  
(2018/09/11 投稿)

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