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プレゼント 書評こぼれ話

  今日は秋分の日
  秋彼岸でもあります。
  彼岸だけだと春の季語で
  そのためわざわざ秋彼岸としないといけません。
  「後の彼岸」という美しい言い方もします。

     人は灯をかこみて後の彼岸かな    三田 きえ子

  今日は
  安西水丸さんの『りんごりんごりんご りんごりんごりんご』という
  絵本を紹介するのですが
  りんごはいつの季節の季語だか
  わかりますか。
  最近は年中店頭にあるので
  わかりにくいですが
  秋の季語です。

     空は太初の青さ妻より林檎うく     中村 草田男

  つまり
  これからりんごのおいしい季節なのです。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  前へ前へと進む力こそ物語の王道                   

 この絵本は「主婦の友(そう、あの「主婦の友社」が出版しています)はじめてブックシリーズ」の一冊で、「この絵本は0才から楽しめます」とあります。
 私はもちろん0才ではありません。
 この絵本の作者があの安西水丸さんということで手にとったのですが、もちろん60才を越えても楽しめます。
 ちなみに元々は2005年に刊行されていて、今回サイズを変えて2018年に新しく出ました。
 安西水丸さんの絵が大好きな人にはとってもうれしいですが、安西水丸さんを当然知らない0才の赤ちゃんもこの絵本はうれしいんじゃないでしょうか。

 だって、このりんごの表情がなんといっても、かわいい。
 何度も出てくる「りんご りんご りんご りんご りんご りんご」のリズムも軽快。ただし、0才の赤ちゃんにはやはり読んであげて下さいね。
 そのうちにむにゃむにゃが「りんご りんご・・・」になる日がきっと来ます。

 ある日りんごの木から転がったりんごがころころ転がって、最後は果物たちの(バナナとか栗とかスイカとかいろいろそろっていますが、なんといってもその色彩がとても素敵で、このあたりが大人ではなく0才の赤ちゃんでも楽しく読める要素だろうと思います)ピクニックに参加するという、とても単純な話です。
 単純でないと0才の赤ちゃんには無理ですが、よく読むと、前へ前へと進む力こそ物語の王道といえます。
 こういう絵本から世界を知ることになるのだと思いませんか。
  
(2018/09/23 投稿)

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