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プレゼント 書評こぼれ話

  10月といえば
  TVドラマも新番組が登場する時期だ。
  絶対見るぞと
  楽しみにしているのは
  なんといっても
  TBSの「下町ロケット」の新シリーズ。
  番組は10月14日からだが
  その前にその原作となる
  『下町ロケット ゴースト』を
  紹介します。
  作者はもちろん池井戸潤さん。
  この作品の中で
  気になる台詞があったので
  書き留めておきます。
  台詞の主は経理部長の殿村さん。

    意に沿わない仕事を命じられ、理不尽に罵られ、嫌われて、
    疎ましがられても、やめることのできないのがサラリーマンだ。
    経済的な安定と引き替えに、心の安定や人生の価値を犠牲にして
    戦ってるんだよ。
    オレはそうやって生きてきた。
    ひたすら我慢して、生きてきた。


  殿村役の立川談春さんで
  このセリフを聞いてみたい。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  彼らが帰ってきた!                   

 新しいことが始まることって、どうしてこんなにワクワクするのだろう。
 池井戸潤さんが『下町ロケット』で第145回直木賞を受賞したのが2011年、その続編となる『下町ロケット ガウディ計画』が刊行されたのが2015年。
 それから3年、待ちに待った新作が出た。
 それがこの作品だ。

 シリーズものの強みはなんといっても登場人物の個性がわかっていることだろう。
 三作めとなるこの作品も舞台は下町の町工場「佃製作所」。
 そして、主人公はその製作所の社長佃航平で、彼を支える製作所のメンバー、経理部長の殿村も技術開発部長の山崎も若手の営業マン江原も健在だ。
 うれしいことに2作めで「ガウディ計画」に携わったエンジンチームの立花と加納も登場し、今回も新しい開発に奮闘している。

 佃製作所が今回挑戦するのはトランスミッション。
 そこに現れるのが、「ギアゴースト」なる新興の会社。この会社の二人の共同経営者は佃がロケットエンジンで世話になった帝国重工を中途退職しているというから、物語が大きな渦を描きながら進行するのがわかると思う。
 は今回の作品では経理部長の殿村の人生も微妙にからんでくる。というのも、殿村の父親が病で倒れ、実家である農家の継続維持が大きな問題となって、殿村を悩ますことになるからだ。

 そういう点ではこの作品も前2作同様、至るところに仕掛けが施されている。
 一つ終われば、さらに。
 ジェットコースターのような興奮はここでも健在である。
  
(2018/10/06 投稿)

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