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本 先日の土曜日(10.24)、毎月の恒例となった、
 「さいたまブッククラブ」の10月の定例会に行ってきました。
 今回の参加者は10名。
 男女別にいえば、7対3で、男子の勝ち。
 (勝ってどうするの?というつっこみはいれないでください)

 さて、今回は会の始まる前から、
 「本を読んで泣けるのか」みたいなことが雑談のねたにあがっていたのですが、
 それが見事に実感できる、いい会になりました。

本 まずはSさん(♂)。民主党のブレーンともいわれる、榊原英資さんの
 『大不況で世界はこう変わる!』。
 つづく、若いYさん((♂)は半藤一利さんや保阪正康さんの
 『あの戦争になぜ負けたのか』。
 政治とか国の話とかはやはり信念がないとなかなかできませんね。
 話が戦争とかになってしまうと、いいかげんな気持ちではできません。
 だって、前の戦争で犠牲になった人たちが現にいるわけですし、
 そういう人たちがいて私たちはあるわけで、
 そういうことを理解せずに、いいかげんには語れないと思います。

本 Oさん(♂)は、複数冊の紹介で、
 遠藤周作さんの『深い河』では、宗教について話が盛り上がりました。
 若いS君は無類の読書家なのですが、
 ここで「芹沢光治良」の名前がでてきたのには驚きとともに感服しました。
 S君は本当によく本を読んでいます。
 このあと、S君に事件が起こるのですが、そのことはまだ知るよしもありません。
 宗教といえば、今回Sご夫妻の奥様が紹介したのが
 五木寛之さんと帯津良一さんの対談集『生きる勇気、死ぬ元気』。
 考えてみれば、最近の五木寛之さんこそ、宗教作家といえるのではないでしょうか。

本 前回より参加のSさん(♀)は、石田衣良さんの『4TEEN』。
 こういう本だとやっぱりホッとします。
ペスト さて、この会の人気者、M嬢の今回の出し物ですが、
 出し物じゃないな、紹介本ですが、
 デフォーの『ペスト』。
 『ペスト』といえば、カミュじゃないですか。
 それをデフォーですからね。さすがM嬢。
 しかも、彼女が今回持参したのは、昭和26年の創元社版の
 カミュの『ペスト』上下2冊本。
 これには驚きました。
 私はカミュといえば新潮社とばかり思っていましたからね。
 いやぁ、よくぞ見つけてこられました。

本 さて、S君の番です。
 彼が紹介したのは、本田宗一郎とともに世界のホンダを作った
 藤沢武夫さんの『経営に終わりはない』。
 会社を去る本田宗一郎との最後の場面を朗読しようとして、
 S君、感極まりました。
 泣けてきました。
 そう、本を読んで泣けるのです。
 いいなぁ、若いって。
 いいなぁ、本って。

本 Sさんご夫妻のご主人は、今はまっているという
 山本一力さんの『あかね空』。
 ご夫妻のブログのなかでも、いい書評書いておられます。
 今回進行役をしていただいたOさん(♂)は、
 カフカの『審判』。
 丁寧な紹介で、私にはとっても懐かしかったです。

本 そして、私は雑誌「シナリオ」の別冊、
 「作家を育てた日活ロマンポルノシナリオ選集」。
 この雑誌のことは、また別の機会に。

本 気がつけば、窓の外はすっかり暗くなっていました。
 今回も充実の三時間近い会合でした。

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