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 今日、娘が結婚する。
 結婚式はしないというので
 今日婚姻届を出すことになる。
 今日は彼女の誕生日でもあって、
 これなら結婚記念日を忘れることはないだろう。

 花嫁の父として
 あのバージンロードを歩くことはないが
 涙もろい私としては
 想像するだけで泣けてきそうになるから
 それはそれでよしとする。

 出来れば
 吉野弘の「祝婚歌」を朗々と読みたくもあるが
 花嫁の父はおとなしく泣いているのがよいようで
 それも叶うはずもない。

  

 それに「祝婚歌」は多くの結婚式で読まれているから
 またか、と思う人も多かろう。

    二人が睦まじくいるためには
    愚かでいるほうがいい
    
立派すぎないほうがいい

 こうして始まるこの詩には
 夫婦の心得のようないくつかが
 例えば、こんな風に綴られている。

    二人のうちどちらかが
    ふざけているほうがいい
    ずっこけているほうがいい

 あるいは、

    正しいことを言うときは
    少しひかえめにするほうがいい

 こんな風にこの詩にはある。

 吉野弘には娘を詠んだ
 素敵な詩も、たくさんある。
 「奈々子に」という詩は
 長女が生まれた時に詠んだ詩だ。
 その中の一節。

    お父さんが
    お前にあげたいものは
    健康と
    自分を愛する心だ。

 この一節はこの詩の最後に
 こう繰り返される。

    お前にあげたいものは
    香りのよい健康と
    かちとるにむづかしく
    はぐくむにむづかしい
    自分を愛する心だ。

 こんなふうに書いていると
 うれしい涙が
 やっぱり、こぼれそうになる。

 おめでとう。

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