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 今日は大晦日

   大晦日定なき世の定かな     井原 西鶴

 大晦日といっても
 私の子どもの頃とはだいぶ暮らしが変わりました。
 石の臼で餅つきをしたこともありましたし、
 石臼で豆をひいて
 味噌をつくっていた母の手伝いをしたこともあります。
 それを近所の親戚に持っていくと
 こづかいをもらえたりしました。
 NHKの紅白歌合戦が始まっても
 母親はまだ拭き掃除をしていました。
 もちろん、その当時には
 コンビニもありませんし
 スーパーだって元旦には休んでいました。
 生活は変わりました。
 井原西鶴はそれでも大晦日は変わらないと詠んだのでしょうが
 今は大晦日さえ「定なき」となっているように
 感じます。

 先日(12月29日)の朝日新聞
 「2018年ベストセラー」が掲載されていました。
 それによると
 1位が『漫画 君たちはどう生きるか』、
 2位が『大家さんと僕』、
 3位が『ざんねんないきもの事典』となっています。
 残念ながら
 私はどれも読んでいません。
 ベストセラーだから読まないといけない訳ではないし
 やはり本はとっても
 個人的なもののように思います。
 だから、とっても広い世界です。

 私が今年読んだ本は
 224冊
 そんな中から今年のベスト1
 末盛千枝子さんの
 『小さな幸せをひとつひとつ数える』です。

  

 この本は絵本のガイドブックといってしまえばそうなのですが
 このタイトルがすべてのような気がします。
 私たちはつい大きな幸せばかりを追いかけてしまいます。
 でも、本当は
 朝髪型がうまくまとまったとか
 お昼に食べたおそばが思った以上に美味しかったとか
 そんな小さな幸せでできているのではないでしょうか。
 それを気付かせてくれたのが
 この本です。
 この本の表紙カバーのそでに記されていたのが
 こんな言葉でした。

    満ち足りた状態だけが、幸せなのではない。
    困難のなかにあっても、希望を失わないでいられる。
    人を愛していられる。
    そうしたことも、幸せだと思うのです。


 その他の本では
 芥川賞を受賞した若竹千佐子さんの『おらおらでひとりいぐも』が
 印象に残っています。
 この作品は1月に読んだものですから
 もうずっと前のようにも感じましたが
 今年の作品なんですね。
 ちなみにこの本はベストセラーの15位でした。
 岡本全勝さんの『明るい公務員講座』2冊も印象に残っています。
 現役で働いている時に読みたかったなぁ。
 そして、今年は
 なんといってもアガサ・クリスティーを読んだのが
 印象に残ります。
 昨年は山本周五郎だし、
 今までにたくさんの本を読んできたはずですが
 まだまだ出会っていない作者も
 読んでいない作品も
 たくさんあります。
 本は、とっても広い世界です。

 映画の話をすれば
 今年202本の映画を観ました。
 もっともDVDやCSで観たものがほとんどですが
 今年感動したのは
 「グレイテスト・ショーマン」でした。

  

 ミュージカルは
 やはりいいですよね。

 好きな読書に
 好きな映画。
 それに愉しい菜園生活。
 小さな幸せですが
 それをひとつひとつ数えるような
 一年でした。

 このブログを
 今年も一年間毎日読んでいただいて
 ありがとうございました。

 皆さん、よい新年をお迎えください。

 そして、来年も
 本のある豊かな生活でありますように。

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