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プレゼント 書評こぼれ話

  平成になってまもなく
  手塚治虫が亡くなるのだが
  昭和という時代が終わったんだということを
  とても実感した2月9日でした。
  ちょうどこの日は
  私の誕生日でもあって
  余計に印象に残ったともいえます。
  その手塚治虫の評伝というか
  しかも漫画史でもある
  二階堂黎人さんの
  『僕らが愛した手塚治虫 推進編』は
  書評にも書きましたが
  掲載されている図版が素晴らしくて
  もうそれだけで
  この本を手にとっただけのことは
  十分あります。
  平成が終わるという今年、
  それでも手塚治虫は「漫画の神様」で
  ありつづけます。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  「手塚治虫漫画全集」、私も欲しかった                   

 元号が「平成」に変わってほどない1989年2月9日、「漫画の神様」手塚治虫が亡くなった。
 多くの人が「昭和」の終りを実感したのではないだろうか。
 それから30年の時が流れたが、手塚が亡くなったのは60歳というあまりにも早い逝去だった。最後の言葉として伝わる「頼むから仕事をさせてくれ」も、その年齢であればわからないことはない。
 しかも、手塚にはまだまだ描きたい作品がたくさんあったはずだ。
 けれど、手塚が生涯をかけて残した作品の多さを知ると、もう十分に生き、描き切ったといえるのではないか。

 推理小説家でもある二階堂黎人氏は大学生の頃に「手塚治虫ファンクラブ」の会長を務めただけでなく、手塚作品のコレクターとしても、おそらく膨大な数の資料を収集しているのだろう。
 氏が書き続けている「僕らが愛した手塚治虫」シリーズの魅力は数多くの図版だが、その大半は氏の蔵書からとられているというからすごい。
 このシリーズは基本的に編年体で編まれていて、シリーズ5巻めとなるこの本では1977年から78年が描かれていて、この時期に創刊された雑誌「マンガ少年」の表紙やその頃出版された朝日ソノラマの『火の鳥』シリーズの表紙など、もう図版を見ているだけでうれしくなってしまう。
 この本では1977年に刊行を開始した講談社の「手塚治虫漫画全集」のことや久しぶりにアニメの仕事に携わった「バンダーブック」のこととかがメインとなっている。
 まさに絶頂期の手塚治虫が生き生きと描かれている。
  
(2019/01/19 投稿)

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