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プレゼント 書評こぼれ話

  今日は
  中山千夏さん文、和田誠さん絵の
  『どんなかんじかなあ』を
  紹介します。
  書評にも書きましたが
  この本は2005年に出版されて
  今年(2019年)にはいって
  テレビ番組で紹介され
  また話題になっています。
  この本は
  2006年の夏休みの課題図書に選ばれていて
  その年の8月
  私も書評を書いています。
  その時の書評は
  ずっと前にこのブログでも
  紹介しました。
    こちらを。
  十年以上も前に書いた
  書評と比べてみて下さい。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  いいものはいつまでもいい                   

 最近日本テレビ系の「世界一受けたい授業」という番組で紹介され、再び脚光を浴びている中山千夏さん文、和田誠さん絵の絵本。
 最初に刊行されたのが2005年7月、その年の第11回日本絵本賞を受賞しています。
 障害をテーマにしていて、とても考えさせられる絵本の名著です。

 なにごとにも好奇心旺盛の男の子、ひろくん。
 ともだちに目の不自由なまりちゃんがいる。
 だから、見えないというのはどんな感じなのか、考えてみた。
 そして、目をとじる。
 そうしたら、たくさんの音でいっぱいだった。
 さのくんというともだちは耳が不自由。
 だから、耳せんできこえなくした。
 そうしたら、今まで見えていなかったたくさんのものが見えてきた。

 ひろくんは好奇心旺盛だから、いろんなことに興味があって、それでわかることも出てくる。
 きみちゃんは神戸の震災で(あれは1995年でした)お父さんもお母さんも亡くしてしまった。
 ひろくんはそんなきみちゃんの気持ちを「どんなかんじかな」と考えてみた。
 でも、わからなかったのできみちゃんに聞いてみる。
 「すごくさびしいんだろうね」って。
 でも、きみちゃんはそうでもないという。

 私たちのまわりにはそれぞれ事情を抱えた人たちがたくさんいる。
 その人たちのことを「どんなかんじかな」と考えるだけで、少しだけ世界が違ってみえるのかもしれない。
 もし、いじめられているともだちがいたら、「どんなかんじかな」と考えるだけで、違う行動がとれるかもしれない。

 この絵本のすごいところは、最後。
 きみちゃんがひろくんのところできて、「いちにちじっとうごかない」て、「どんなかんじかな」と思ったという。
 どうしてだと思います?
 最後のページに描かれたひろくんを見て、胸が熱くなります。
  
(2019/03/17 投稿)

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