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プレゼント 書評こぼれ話

  ライトノベルというのは
  よく耳にしますが
  実際今まで読んだことがありませんでした。
  それが今回
  そのライトノベルの作品、
  ますもとたくやさんの『きゃくほんかのセリフ! 』を
  紹介するのは
  いつもの「本が好き!」様から
  献本を頂いたからなのです。
  ところで、
  ライトノベルというのはどんなジャンルかというと
  明確な基準がないそうです。
  そもそもが
  ライトノベルという言葉自体、
  英単語のlight(ライト)とnovel(ノベル)を組み合わせた和製英語で
  そんな曖昧さが
  とても日本的ともいえます。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  脚本家という職業を描いた「お仕事小説」だ                   

 「ガガガ文庫」というのは、2007年に小学館が創刊した少年向けエンタテイメントノベル系文庫レーベルです。
 この作品はそんな「ガガガ文庫」の一冊です。
 著者のますもとたくやさんはすでに「ガガガ文庫」で数冊著作もありますが、本来は脚本家で、今やすっかり人気俳優になったムロツヨシさんとは若い時から演劇仲間だったそうです。なので、今回の文庫には「俳優ムロツヨシ氏大絶賛」と「!」マークが3つも付いた帯が付けられています。

 ところで、この文庫レーベルが「少年向け」と書きましたが、この作品にも萌系美少女のイラストがついていて、なるほどその気分もあるのですが、どちらかというと「お仕事小説」のジャンルに入るのではないかしらん。
 どんな仕事かというと、タイトルの通りずばり「脚本家」。
 映画やドラマ、あるいはアニメを見ていて、さて「脚本家」とはどんな仕事なのか、若い人たちには理解しにくい職業で、作家と大きく違うのは、脚本はあくまでもドラマをつくる際の設計図にすぎないということ。
 もちろん、脚本がまずければ名作なんかになることはない。

 この小説ではほとんど売れない脚本家竹田雲太のところに大型企画が舞い込むところから始まる、
 彼にからんでくるのが、かつての盟友門松近雄の妹佐江。彼女、なんと小学生のかわいい女の子。
 佐江ちゃんの叱咤激励を受けながら、雲太は脚本を完成させていくのだが、プロデューサーとか監督とか原作サイドとかが横やりをいれてくるのが面白い。
 脚本はどうもこうして何度も何度もやり直しを受け、完成するそうだ。
 エンタテインメントとはいえ、案外正直に書かれた「お仕事小説」といえる。
  
(2019/04/18 投稿)

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