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プレゼント 書評こぼれ話

  昨日が立夏
  暦の上では夏に入りました。
  なので、
  「歳時記」を開くと
  「立夏」の季語の傍題には
  「夏立つ」「夏に入る」「夏来る」「夏来」が
  あります。
  西東三鬼の有名な句

    おそるべき君等の乳房夏来る

  は、なので「立夏」の俳句です。
  今日は
  皇居から見た新緑の写真とともに
  『俳句歳時記 第五版 夏』を
  紹介します。

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  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  歳時記も更衣                   

 季節が移るのに合わせて衣服を替えることを「衣替え」といいます。
 漢字で「更衣」とも書きます。
 五月の連休の間に、冬服から夏服にタンスを入れ替えた人も多いと思います。
 当然秋から冬にかけても入れ替えをするのですが、俳句の世界では「更衣」は夏の季語で、
 秋の衣替えは「後の更衣」となります。
 このあたりが俳句の面白さでしょうか。

 衣服だけでなく、手元の「歳時記」も立夏を過ぎれば「更衣」です。
 ちょっと涼し気な表紙画の「夏」に入れ替えです。
 角川ソフィア文庫の「俳句歳時記」は昨年第五版として改版されました。それに合わせて、文庫カバーも変わりました。夏の巻の表紙画はSOU-SOUさんの「夏至」。
 この第五版では、季語の見直しが大幅に行われるのとともに、作句上の注意を要する点などが解説の末尾に記されて、より使いやすいようになっています。

 冒頭の「更衣」でいえば、「もともとは和服の慣わしであった」と付け加えられています。
 もちろん最近では和服を着ることが少ないですから実感としては読み難いでしょうが、それを理解した上で読む(あるいは詠む)のでは、かなり雰囲気が違ってきます。

 歳時記というのは俳句を作る上で欠かせないものですが、手元において何がなく開くだけで、日常の生活に季節感が生まれてきます。
 それだけでもうれしいではないですか。
  
(2019/05/07 投稿)

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