FC2ブログ
プレゼント 書評こぼれ話

  菜園で野菜を育てていることは
  毎週月曜の記事で
  書いていますが
  実はベランダでも栽培をしていて
  今年はゴーヤを育てています。

  20190527_143409_convert_20190529174908.jpg

  昨年は
  マイクロキュウリ緑のカーテンをしようと
  失敗したので
  今年はオーソドックスなゴーヤ
  回帰しました。
  そういう話が
  今日紹介する
  山崎ナオコーラさんの
  『ベランダ園芸で考えたこと』にはたくさん書かれていて
  楽しめました。
  園芸に興味ある方に
  オススメの一冊です。

  追伸  月曜の菜園日記にも写真貼れましたので更新しています。
       真っ白いニンニクをご覧下さい。


  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  考えたことはたくさんありました                   

 この本は2014年7月に出版された『太陽がもったいない』を改題したもので、もっとさかのぼると2013年3月から翌年1月までWebちくまに連載されていたとなる。
 さらにこの本で書かれているベランダ園芸のことは特にその期間の話と限らず、例えば「緑のカーテン」という章で書かれていることのきっかけは2011年の東日本大震災後の電力逼塞の時だし、そもそもが山崎ナオコーラさんがベランダ園芸にはまっていくのは住み始めたマンションとの相性がよかったということだろう。

 書かれていることは園芸好きな読者であれば、そうそうと思わず頷きたくなるお話が多い。
 例えば、「コンパニオンプランツとは」という章では「コンパニオンプランツ」を「恋占い」を想起させるといった記述など、そうか誰でも根拠も知らずについやってしまうものだとあらためて自覚させられたりする。
 あるいは「残酷な間引き」の章では、「間引きは理不尽で残酷なもの」と歯切れよく言い切ってくれる。
 そして、ここからがこのエッセイの特長なのだが、これは決して園芸エッセイに特化したものではなく、ベランダ園芸を仲立ちにし て、文学や自身のことを考えることになる。
 先ほどの間引きであれば、あの文章のあとで「この残酷な世界に対峙して、新たな価値観をどう作っていけるか探るのが、作家の仕事なのかもしれない」となる。

 それにしても、この連載があった当時、山崎ナオコーラさんは決して絶好調だった訳ではなく、さまざまなバッシングにあっていたようで、そのことに関しての嘆き吐息諦め、さらには逆襲、そう思えばやはり野菜や花は心を癒すのでもある。
  
(2019/05/30 投稿)

    芽 「ブログランキング」に参加しています。
     応援よろしくお願いします。
     (↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 今日もクリックありがとうございます)
 
    にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

レビュープラス
Secret

TrackBackURL
→http://hontasu.blog49.fc2.com/tb.php/3967-cb19b580