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プレゼント 書評こぼれ話

  “こどもの本”総選挙というのがあって
  その2018年度第1位になったのが
  今泉忠明さん監修の
  『ざんねんないきもの事典』で
  結構話題となりました。
  それとよく似た、というか
  真似したっていうか
  頂戴したっていうか
  そういうタイトルの本を
  今日は紹介します。
  東海林さだおさんの
  『ざんねんな食べ物事典』。
  パロディですね。
  きっと世の中には
  「ざんねん」なものはたくさんあって
  そんなものを探してみるのも
  面白そう。
  例えば、ざんねんな年金問題とか。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  東海林さだおさん、「文藝春秋」にビビる??                   

 文藝春秋は出版社だからたくさんの雑誌も出している。
 東海林さだおさんのこの本の初出誌となっているのが「オール讀物」で、連載時は「男の分別学」というタイトルだ。
 この「オール讀物」は直木賞の発表誌でもある。
 ならば、直木賞と双璧となる芥川賞の発表誌である「文藝春秋」は、「オール讀物」と対となる雑誌かといえば、少し違うような気がする。
 実はこの本には「オール讀物」の連載以外に、2018年11月に「文藝春秋」に発表した「僕とインスタントラーメンの六〇年」というエッセイも収録されているのだが、そこにゴチック体で黒々と「月刊文藝春秋特別寄稿」と銘打たれているのだ。
 なんとなく、ついに「文藝春秋」に載ったぞ! みたいな、感情の高ぶりがこの十文字のゴチック体に感じられないか。
 ただ、このエッセイが爆笑ものかといえば、どうも肩に力が入り過ぎて、ワンバウンド投球のように感じもしたが。

 今回の書名は大ヒットとなった『ざんねんないきもの事典』(今泉忠明 監修)にちなんだ(パクった?)もので、この中に「ざんねん」とついたエッセイが2本も入っているのは、東海林さだおさんも相当にお気に入りのようだ。
 一つは「残念な人たち」で、もう一つが表題作の「ざんねんな食べ物事典」。
 そういえば、「男の分別学」は東海林さん得意の食べ物エッセイだけでなく、食べ物に関係のない人物や世間や歌などもネタになっていて、そのあたりで東海林さんのもう一つの人気エッセイ「丸かじり」シリーズと差別化されている。
 東海林さんのエッセイはやっぱり「オール讀物」や「週刊朝日」が似合うかも。
  
(2019/06/20 投稿)

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