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プレゼント 書評こぼれ話

  夏休みにはいりました。
  でも、まだ梅雨明けもしていないし
  空はどんやり
  太陽なんかしばらく見ない。
  今年の夏はいつやってくるのかな。
  だから、今日紹介する
  『なつさがし』という絵本、
  今の気分にぴったり。
  杉田比呂美さんがいっぱいの夏を
  さがしてくれます。
  せめて絵本の中だけでも
  夏の気分になってみませんか。
  そんな絵本です。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  夏みたいな女の子                   

 しばしば「あなたは海派? 山派?」みたいな質問を耳にする。
 これってアウトドア派の人にはいいけれど、インドア派の人には、どちらもな、みたいなことになる。
 では、夏派? 冬派? だったら、どうだろう。
 暑いのが好きか、寒い方がいいか、みたいなことだろうが、何となく夏は行動的で冬はじっとしているみたいな感じがする。
 それって、やはり太陽の強さか何かが影響しているのだろうか。
 朝、元気に「なつさがし、いって きまーす」と家を飛び出した女の子の絵本を見ていると、この子の元気がうらやましくなる。
 夏のすがすがしさも気持ちよくなる。

 この絵本の作者杉田比呂美さんは絵本作家ではあるが、私には本の装幀画などを手がけるイラストレーターの印象の方が強い。
 しかもその絵は特に何かを強く主張していないのだけれど、あ、この絵は杉田さんの作品だとわかってしまう、そういう独創性が感じられて、私は好きだ。
 特に少女の絵がいい。
 まだ大人になりきれていない、棒のような身体、それでいて何かを感じる力は人一倍あったりする、そんな少女。
 杉田さんの絵の魅力といっていい。

 そんな女の子と「なつさがし」をする、そんな絵本なのだ、これは。
 例えば、「ペタンタン ペタンタン」と歌っているようなぞうりの音。
 例えば、「むうっと はっぱの こい におい」。
 例えば、「おひさまが バリバリに かわかした せんたくもの」。
 誰もがそうだ、そうだ、夏っぽいと思えることが、絵本いっぱいにひろがる。
 やっぱり、夏って、太陽の強さが元気をくれるのだろうか。
  
(2019/07/21 投稿)

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