FC2ブログ
プレゼント 書評こぼれ話

  今年に入って
  5冊めのアガサ・クリスティーです。
  読みたい気持ちはとってもあって
  今でも何冊か机の上にのっているのですが
  だいたい2ヶ月に一冊くらいかな。
  今回は
  『ミス・マープル最初の事件』、
  または『牧師館の殺人』。
  霜月蒼さんの
  『アガサ・クリスティー完全攻略』では
  後者で載っています。
  さっそく霜月蒼さんの評価を書いておくと
  ★★★である。
  まあそれでも
  ミス・マープルが初めて解決する事件だから
  それだけでも記念作では
  ありましょうが。

  じゃあ、読もう。

  


sai.wingpen  なんだか噂話が好きなおばさんに近い印象だが                   

 アガサ・クリスティーの作品は色々な出版社からさまざまな形式で出版されていて、この作品は原題である「THE MURDER AT THE VICARAGE」を直訳した『牧師館の殺人』で出ていたり、これがアガサ・クリスティーの二大名探偵の一人ミス・マープル、もちろんもう一人はエルキュール・ポアロである、が初めて長編として描かれた作品なので『ミス・マープル最初の事件』となったりする。
 ちなみにアガサ・クリスティーの作品読解には欠かせない霜月蒼氏の『アガサ・クリスティー完全攻略』では『牧師館の殺人』で載っている。

 この作品はミス・マープルが暮らすロンドン近郊のセント・メアリ・ミード村の牧師館で起こった殺人事件を扱ったミステリーだ。
 殺人事件が起こる前までに主要な人物の様子が描かれる。殺人事件の現場となった牧師館の主がこの作品を語り手となっている。
 殺された男の後妻とこの村に滞在している画家が恋愛感情にあることは事件までに読者に知らされている情報だから、当然この画家が犯人かと思われる。
 しかも、彼は凶器となる拳銃を持って警察に自首したのである。
 ところが、被害者の死亡推定時刻にはこの画家にはアリバイがあり、誰かの罪をかばおうとしているかのようにも思える。
 殺された男が不人気で殺したいと思っている人間が複数いたという状況だから、なんだかみんな怪しく思える。

 さて、そんな中で事件を解決するミス・マープルであるが、この作品では決して颯爽としている訳ではない。
 むしろ村の喧しい老婆の一人のような扱いである。もちろん、最後には彼女の推理が的中するのであるが。
  
(2019/08/16 投稿)

    芽 「ブログランキング」に参加しています。
     応援よろしくお願いします。
     (↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 今日もクリックありがとうございます)
 
    にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

レビュープラス
Secret

TrackBackURL
→http://hontasu.blog49.fc2.com/tb.php/4049-de3c8189