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プレゼント 書評こぼれ話

  ずっと読みたかった本、
  樹木希林さんの『一切なりゆき~樹木希林のことば~』。
  なんといっても
  表紙の樹木希林さんの表情がいい。
  こちらまで
  幸せな気分になる。
  こんな表情はなかなかできない。
  書評にも書きましたが
  この表紙写真で
  だいぶ得したのではないだろうか。
  葬儀の際に
  娘の内田也哉子さんが挨拶した言葉も
  載っていて
  それもまたいい。
  さすがよく読まれているだけのことはある。
  あなたのお気に入りのことばを
  見つけてください。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  この表紙の樹木希林さんを見ているだけで幸せになる                   

 樹木希林さん。女優。75歳で亡くなったのが2018年9月15日だから、間もなく一年になる。
 この1年、出版不況に陥っている出版社・書店にとって、樹木希林さんはどれだけ救世主だったかしれない。
 本屋さんの平台に並んだ樹木さん関連本。出しても出しても読まれていったのではないだろうか。
 その先駆けとなった一冊が文春新書のこの本だ。
 2019年上半期で一番売れた本で、すでに140万部突破という。この本を含めた樹木さん関連本全体なら一体どれくらい売れたのだろうか。
 そんなことに一番驚いているのは、樹木希林さんではないだろうか。

 この本は樹木さんが生前様々な媒体で語ってきたことを落穂拾いのように集めたものだ。
 一つひとつの「ことば」は短く、やさしい。そのおかげでとても読みやすい。
 それでいて、心を鼓舞されて気持ちになる。
 樹木さんの魅力とは、多分人と比べないことだろう。
 だから、古着を着ても平気だし、自分で繕ったりもする。他人から見られて恥ずかしいというのではなく、自分にとってそれが快適であるかが基準になる。
 だから、幸福も他人がいう幸福でなくてもいい。自分が幸福だと思えればいい。
 「幸せというのは「常にあるもの」ではなくて「自分で見つけるもの」。
 やっぱり素敵なことばだ。

 この本がたくさん読まれた一因には、表紙の樹木さんの表情もはいっているだろう。
 映画のポスターの撮影用として撮られたものだが、樹木さんはこれを「顔施」と言っていたそうだ。
 確かに何かあたたかなものをもらったような気分になる。
  
(2019/08/17 投稿)

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