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プレゼント 書評こぼれ話

  福音館書店の「かがくのとも」という
  科学絵本が
  創刊から50周年になったことは
  いろんなところで目にして
  知っていました。
  でも、今日紹介する
  谷川俊太郎さん文、長新太さん絵の
  この『きもち』という絵本が
  その中の一冊だとは知りませんでした。
  そうか、
  「きもち」を考えることも
  科学することになるのですね。
  ところで
  今まで出た「かがくのとも」は
  601冊だとか。
  きっとその中には
  あなたも読んだことがある絵本もありますよ。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  わたしの「きもち」がわかりますか                   

 2019年の出版界、なかでも絵本の世界の大きなニュースのなかに、福音館書店の「かがくのとも」シリーズが1969年創刊から50年を迎えたことがあります。
 「かがくのとも」は子供たちに、見ること、考えること、確かめること、知ることの楽しさを届けてくれる月刊科学絵本です。
 谷川俊太郎さんが文を書いて、長新太さんが絵を描いたこの絵本も「かがくのとも」の一冊です。
 1978年3月号として刊行されたものです。

 科学絵本といっても、教科でいうと理科の分野だけに限りません。
 考えることが「科学」ということからすると、この絵本のテーマである「きもち」を考えることはやっぱり「科学」なのだと思います。
そもそも「きもち」でなんでしょう。
 辞書で調べると、「物事に接したときに心にいだく感情や考え、心の動き」とあります。
 でも、それはひとつではありません。
 この絵本でいえば、ケンカして友達からミニカーを取り上げた時の気持ちと捨て猫を見つけた時の気持ちはちがいます。
 お父さんとお母さんがケンカしているところを見た気持ちでどうでしょう。
 「きもち」という言葉は同じだけど、その中身はまったくちがう。
 それに、自分の気持ちとひとの気持ちもちがう。
 もし、ひとの「きもち」がのぞけたら、どんなにいいだろう。
 そんなことを考えさせられる絵本です。

 谷川俊太郎さん文とはなっていますが、ほとんど文字はありません。
 文字はなくても、作者の「きもち」がたくさんはいった、科学絵本です。
  
(2019/08/25 投稿)

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