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プレゼント 書評こぼれ話

  毎週日曜夜9時から
  TBSで放映されているドラマの原作です。
  いうまでもなく
  池井戸潤さんの『ノーサイド・ゲーム』。
  しかも、今週の日曜が最終回で
  このタイミングで原作を読むかと
  我ながら
  少しはためらいもありましたが
  やっぱりラストはどうなるのか気になって
  先に読んじゃいました。
  もちろん
  ネタバレしませんよ。
  こうなれば
  早くドラマの最終回も見たい。
  で、原作とドラマどちらがいいかというと
  ドラマの方が
  ラグビーの試合の面白さの分
  有利かな。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  安心して読めます、池井戸作品                   

 池井戸潤はこれまでにも企業スポーツを題材とした作品を発表してきた。
 『ルーズヴェルト・ゲーム』では野球を、『陸王』では陸上を、そしてこの作品ではラグビーが描かれる。

 主人公の君嶋隼人はトキワ自動車の本社経営戦略室で敏腕を振るう有望株であったが、ある買収案件で滝川常務に逆らったせいか、突然横浜工場の総務部長に異動発令が出る。
 しかもこの総務部長はトキワ自動車が抱えるラグビーの社会人チームのゼネラルマネージャーを兼務することになっていた。
 企業スポーツはほとんどの場合、その維持には膨大なコストがかかる。
 しかし、チームをもつことで社員に会社への一体感を醸すことができたり、社会貢献にもなりうるから、必ずしもマイナス要素ばかりではない。
 トキワ自動車のラグビー部の予算は16億円超、それがすべてコストになっているという。
 君嶋は何故収益を生まない構造になっているのか、それを改善するにはどうすべきかを考え、改善策を実行していく。
 このあたりはビジネスマンであれば読み応え十分だし、君嶋が左遷人事先でも裏に仕掛けられた会社のパワーゲームの全貌を明らかにしていく過程など、さすがに池井戸の筆は快調だ。

 さらにこの作品にはラグビーの勝敗の行方が関係してくる。
 野球やサッカーのような人気が幅広いわけではないラグビーを、それでも勝敗が気になるのはこのチームをまとめる君嶋のリーダーシップがどう活きていくかという見どころにもつながる。
 おもしろく読んだ。
  
(2019/09/12 投稿)

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