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プレゼント 書評こぼれ話

  女優樹木希林さんが亡くなって
  1年が過ぎました。
  亡くなったあとからのブームというのも
  ちょっと変ですが、
  やっぱりブームというしかありません。
  今日紹介する『この世を生き切る醍醐味』は
  2019年8月30日に出たばかりの本ですが
  こんなに素敵な内容のものが
  まだ残っていたのかという
  感じがします。
  書評には書けませんでしたが
  娘の内田也哉子さんのインタビューもよくて
  まさに母親樹木希林さんの姿が
  浮き彫りになっています。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  映画の話がいっぱい                   

 日本経済新聞の人気コラム「私の履歴書」は功を為した政治家経済人あるいは文化人が自らその半生を綴ったものだが、よく似た企画は他の媒体にもある。
 朝日新聞の場合、「語る 人生の贈りもの」と題されたインタビュー記事がそれにあたる。
 この本の初出となった新聞記事は2018年5月に14回の連載として掲載された。
 ただ初出の新聞記事がインタンビューの全てではない。
 実際のインタビューはその年の3月、つまり樹木希林さんはその年の9月15日に亡くなっているのでまさに半年前、7時間にわたり行われたという。
 本書は新聞には掲載されなかったものなどが加筆、再構成され出来上がっている。
 それに、樹木希林さんが亡くなったあと、2019年5月行われた、娘である内田也哉子さんのインタビューも合わせて収められている。

 最初のインタビューのあと、樹木希林さんは聞き手である朝日新聞編集委員の石飛徳樹さんに2枚の写真を見せたという。
 1枚は2016年に撮ったガンの写真。もう1枚は2018年に撮ったもので、この時には全身にガンが転移し、写真は真っ黒だった。
 2枚の写真を見せることで、インタビューを受ける樹木希林さんの覚悟を示したといえるし、聞き手にもその覚悟を迫ったともいえる。
 インタビューは聞き手の巧さや熱意によって、表に現れるものが違ってくる。
 樹木希林さんの最後のインタビューは聞き手の石飛さんが素晴らしい。
 何しろ石飛さんは映画評論も書いているぐらいだから、映画に詳しい。
 樹木希林さんはやっぱり女優だったと、あらためて感じる一冊だ。
  
(2019/10/04 投稿)

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