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プレゼント 書評こぼれ話

  今日は
  益田ミリさんの『しあわせしりとり』という
  エッセイを紹介します。
  書評に
  「引き出しの中の手記」という
  亡くなったお父さんのことを綴ったエッセイのことを
  チラリと書きましたが
  どんな内容か書かなかったので
  ここで書いておきます。
  妹さんの結婚式前夜に
  益田ミリさんと妹に
  お父さんから手記を渡されます。
  でも、その時益田ミリさんは読まなかったそうです。
  お父さんが亡くなって3回忌を迎える前に
  ようやく読んだその手記に
  お父さんは人生に二度「万歳」を叫んだと書いてあったそうです。
  人生二度の万歳。
  それは、つまり
  益田ミリさんと妹さんが生まれた日。
  そんなエッセイでした。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  「かめ」はしあわせか                   

 「しりとり」という遊びが、いつ、どこの国で誕生したのか知りませんが、考えついた人はなんとも頭がよかったことか。
 なんといっても、お金も道具もいらないのがいい。場所も選ばないし、何人でもできてしまう。
 誰かに教わった記憶はないのに、何故かできてしまう。
 娘たちが小さい頃、電車の中でぐずりだしたら、「しりとり」でなんとか宥めた。
 子ども相手に勝ち負けにこだわるのもどうかと思うが、相手に「る」で始まる言葉がいくようにいじわるをした。
 「る」で始まる言葉。当時は「ルビー」しか浮かばなかった。今なら「ルッコラ」は言えそう。

 この本は人気漫画家(あるいはイラストレーター)益田ミリさんが朝日新聞に連載している「オトナになった女子たちへ」をメインに構成されたエッセイ集だ。
 益田さんは「すーちゃん」シリーズなど漫画でも人気が高いが、エッセイもいい。
 漫画同様、ほのぼの感が半端ない。
 「しあわせなものしか言ってはいけない」、そんな「しりとり」を楽しんでいるオトナ女子なんてあまりいないと思うが、益田さんがやると、とっても似合う。
 出て来る言葉も「めりーごーらんど」は確かの「しあわせなもの」っぽいが、その前の言葉が「かめ」というのは、どうだろうか。
 それもまた益田さんらしい。

 そんなのほほんとした、ほっこり系のエッセイだけではなく、亡くなったお父さんのことを綴った「引き出しの中の手記」は結構じーんときます。
  
(2019/10/18 投稿)

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