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プレゼント 書評こぼれ話

  今日は
  ちょっと前紹介しました
  『町山智浩・春日太一の日本映画講義 戦争・パニック映画編』に続いて
  『町山智浩・春日太一の日本映画講義 時代劇編』を
  紹介します。
  実はこの本で紹介されている
  五社英雄監督の「人斬り」(1969年)を最近CS放送で
  観たばかりでしたので
  この本ではまずその章から読みました。
  この映画には
  あの三島由紀夫が結構重要な役どころで出ていて、
  切腹のシーンなんかもあったりします。
  動く、あるいは演じる三島由紀夫を見られる
  貴重な時代劇でもあります。
  主人公の岡田以蔵を勝新太郎が演じているのですが
  どうも岡田以蔵っぽくなかったな。

  じゃあ、読もう。



sai.wingpen  あなたは『七人の侍』を観たか                   

 最近本格的な時代劇映画を見かけなくなった。
 目につくのは「決算!忠臣蔵」(中村義洋監督)とか「超高速!参勤交代」(本木克英監督)といったような現代風の視点を取り入れた時代劇が多く、かつて黒澤明監督や内田吐夢監督が描いたような作品は少なくなった。
 その理由はいくつかあるだろうが、かつての三船敏郎や勝新太郎、萬屋錦之助といったちょんまげが似合う俳優が減ったこともあるだろうし、舞台設定などにお金がかかるせいもあるだろう。
 今やTVの世界ではNHKぐらいでしか時代劇を見ることはほとんどない。

 そんなことは十分承知しながら、やはり熱く時代劇を語る男たちがいる。
 映画評論家の町山智浩さんと時代劇研究家(!)の春日太一さん二人による、この本は丁々発止の時代劇映画賛歌なのだ。
 ここで取り上げられているのは、なんといってもまずは黒澤明の『七人の侍』。つづいて、内田吐夢監督の『宮本武蔵』五部作、三隅研次監督の『剣』三部作、映画版『子連れ狼』シリーズ(映画で主役を演じたのは若山富三郎)、原田芳雄が出演した異色の時代劇『竜馬暗殺』ほか。そして最後は五社英雄の『御用金』『人斬り』。

 お二人が語れば、単に作品論ではなく監督論でもあり俳優論でもあり、あるいは照明やカメラマンといったスタッフ論でもあり、裏話あり歴史の真実ありと、映画を二重三重にも面白くさせてくれること間違いない。
 きっと三船敏郎や勝新太郎を知らない世代の読者であっても、時代劇の面白さは伝わるにちがいない。
 まずはレンタルショップに走ろう。
  
(2019/11/28 投稿)

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