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 さいたま市には4つの文化コンテンツがあります。
 鉄道、盆栽、人形(岩槻が有名)そして、もう一つ。
 それが、漫画
 さいたま市と漫画。どういう関係があるかというと
 日本で初めての「漫画家」北沢楽天が晩年住んだのが
 旧大宮市、現在のさいたま市だからです。
 日本で初めての「漫画家」というのは
 厳密には「漫画家」を職業とした初めての人ということらしい。

 その北沢楽天の生涯を振り返りつつ、
 表現について考えるという
 素敵な講演会が
 11月23日(土曜日)
 さいたま市立中央図書館で開催されました。
 講演者は漫画家のあらい太朗さん。
 あらい太朗さんは大宮で生まれて
 現在はさいたま観光大使もされています。
 それに「北沢楽天顕彰会理事」もされている。
 しかも、講演にも出てきましたが
 北沢楽天を描いた映画「漫画誕生」制作の
 仕掛け人でもあります。

 そんなあらい太朗さんですから、
 北沢楽天が漫画に出会ったものの
 なかなか自由に書かせてもらえなかった時代に
 あの福沢諭吉の知己を得て
 時事漫画に腕を奮って人気を博していくさまなど
 とてもわかりやすく解説をしてくれます。

 そもそも北沢楽天が書いた漫画は
 今でも新聞などで見かけることがありますが
 時事漫画です。
 風刺漫画ともいわれました。
 「漫画の神様」手塚治虫のストーリー漫画とは
 ちょっと違います。
 北沢楽天より少し遅れて
 岡本一平が登場します。
 あの「爆発だー!!」の岡本太郎さんのお父さん。
 奥さんは作家の岡本かの子
 岡本一平という名前は
 今でも耳にすることがありますが
 何故か北沢楽天の名前はあまり知られていない。
 映画「漫画誕生」の宣伝チラシにも

    時代に忘れられました。

 と、自虐コピーが書かれています。
 だいたい埼玉県民は自虐ネタが好きですが。

 そのあたりのことを
 あらい太朗さんは
 北沢楽天が漫画家としてとてもお金持ちになりすぎたためではないかと
 みているようです。
 庶民の眼で描いていながら
 庶民から見るといつしか雲の上の人になってしまった。

 映画「漫画誕生」のことも少し。

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 主役の北沢楽天役をあのイッセー尾形さんが演じているそうです。
 イッセー尾形さんといえば
 現在放映中のNHK朝ドラでも主人公を助ける絵師役で活躍。
 なんとも贅沢な配役です。
 11月30日から渋谷ユーロスペースでロードショーです。
 全国の映画館で配給されることもあるかも。

 約90分の講演でしたが
 とても中身の濃い話でした。
 今回の講演会は
 さいたま市図書館友の会が主催だったことも
 書き添えておきます。

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