FC2ブログ
プレゼント 書評こぼれ話

  今日紹介する
  『100歳まで読書』の著者
  轡田(くつわだ)隆史さんは
  書評にも書きましたが
  朝日新聞で新聞記者をされていて
  そこを退社後
  フリーのジャナーリスト以外に
  地元さいたま市の図書館協議会の委員を
  長い間務めたことがあります。
  私がその委員になったのは
  轡田隆史さんがお辞めになった後のこと。
  近くでお話しが聞けたらよかったのですが
  残念です。
  なので、この本の最後はこう結ばれています。

    全国の書店員、図書館のみなさんにエールを送りながら。

  なんて素敵なメッセージでしょう。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  人生100年、本ばっかし                   

 なんとも勇ましい書名だ。
 いくら「人生100年時代」だといっても、ちょっと言い過ぎではと思う人もいるだろうが、本好きの私としてはよくぞ言っていただいたと拍手をおくりたい。
 著者の轡田隆史氏は1936年生まれの83歳。高校時代は浦和高校のサッカー選手として二度の全国優勝、そのあと早稲田大学に進んでここでもサッカー一筋。
 大学卒業後は朝日新聞に入って論説委員までなされた。
 ご自身はサッカーにお酒三昧の人生と謙遜されているが、三万冊を超える蔵書の数と聞けば、新聞記者を職業としたとはいえ、本好きであることは間違いあるまい。

 轡田氏は何故「死ぬまで本を読む」ことを薦めるのか。
 それは、身体よりも精神が歩くことが大切だからだという。
 つまり、精神の健康のためにはいつまでも本を読むこと。そのためには、「感動」が精神の若返りの最高の秘訣ともいう。
 そのためには、「老人性食わず嫌い」はやめようと、轡田氏は威勢がいい。
 「多くの楽しい読み物を知らずに一〇〇歳を迎えるのは大損」とまで書いている。
 その一方で「拾い読み」なども薦めている。
 要は「やわらかな変幻自在の精神こそが成熟の証明」だとか。
 そうやって読んでいくと、シニア向けの読書のすすめのように思えるが、読書は訓練でもあるから、早く轡田氏流の本の読み方を学習するのは悪くない。

 本の読み方楽しみ方を記した本ではあるが、実はブックガイド本としての面も持っていて、これを読めばあれも読みたいこれも読みたい、そんな本がたくさん出てくる。
 これだけ本があれば、100歳では足らない。
  
(2019/12/26 投稿)

    芽 「ブログランキング」に参加しています。
     応援よろしくお願いします。
     (↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 今日もクリックありがとうございます)
 
    にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

レビュープラス
Secret

TrackBackURL
→http://hontasu.blog49.fc2.com/tb.php/4182-43200eb8