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プレゼント 書評こぼれ話

  昨日まで
  轡田隆史さんの『100歳まで読書』の話を書いていましたが
  そもそもあれは
  人生100年時代を見すえた本で
  今日紹介する
  吉竹純さんの『日曜俳句入門』も
  それに関係するかも。
  というのも、
  この本は岩波新書ですが
  その表紙見返しにこの本の概要が短く載っているのですが
  その終りにこうあります。

    人生を百年生きて、俳句あり。

  これからもっと人生100年関連本が
  出て来るのでしょうね。
  いやいや、読んでいる私が
  そのフレーズに関心を持つ年齢になったのかも。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  「日曜俳句」で人生100年を楽しもう                   

 俳句を上達させるには結社とか句会に参加し、先生の指導のもと切磋琢磨するのがいいのだろうが、いかんせん敷居が高い。
 そこで、「日曜俳句」はどうだろう、と勧めているのが、この新書である。
 では、そもそも「日曜俳句」とは何か。
 この本でもまずそこが第1章のタイトルになっているぐらいだから、まさに入門書といえる構成になっている。
 それによると、新聞や雑誌といった「メディアなどへの投句を端的にあらわす言葉がなかった」ので、著者が考えついたのが「日曜俳句」。
 各新聞には「俳壇」「歌壇」が付き物で、今は各紙ばらばらなようだが、昔は日曜の新聞に掲載されていたからついたネーミング。
 なんといっても、著者の吉竹純氏は元電通マンのコピーライター。そういう才には長けている。

 吉竹氏は「日曜俳句」の魅力として「俳壇の大御所が、手にとって見てくれる」ことを挙げている。
 名前の通った俳人に自らの句を審査してもらうことなどめったにないから確かにそれは魅力なのだが、なんといっても競争率が半端ない。
 朝日新聞の「朝日俳壇」の場合、投句の数はおよそ5千というからすごい。
 採用されて紙面に載るには、この競争を勝ち取ることが必要だ。

 だから、「日曜俳句」は不採用の連続という試練をいかに乗り越えるかということが大事になってくる。
 この本では第3章の「日曜俳句の続け方」が参考になるだろう。
 その中で俳人の正木ゆう子さんの言葉を著者は引用している。
 「たゆまず作って出して、結果に頓着しないこと。人の良い句を楽しむこと。それこそが俳句の心」。
 「日曜俳句」も大変なのだ。
  
(2019/12/28 投稿)

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