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プレゼント 書評こぼれ話

  今年最初の紹介本を
  この人の評伝から始めたいと思います。
  作曲家古関裕而さん。
  前回の東京オリンピックのマーチを作曲した人。
  そして、
  今年4月からのNHK朝ドラのモデルとなる人。
  書いたのは刑部芳則さん。
  本のタイトルは
  『古関裕而 - 流行作曲家と激動の昭和』。
  この本は
  単に古関裕而さんの評伝というだけでなく
  戦争から敗戦、
  そして高度成長していく昭和の歴史も
  描いていて
  読み応えある作品に仕上がっています。
  それにしても
  古関裕而さんの作った歌の多彩なこと。
  感動ものです。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  あなたは古関裕而を覚えていますか                   

 今年(2020年)は東京で開催される2回めのオリンピックの年だ。
 前回の東京オリンピックの開会式の入場行進の時に流れた「心も浮き立つような」オリンピック・マーチを覚えているだろうか。
 それは忘れていても、毎夏流れる高校野球の「栄冠は君に輝く」は聞いたことがあるだろう。
 いずれの曲も、作曲したのは古関裕而。
 古関さんは明治42年(1909年)に福島に生まれた。
 亡くなったのは平成元年(1989年)8月18日。享年80歳。

 今年は古関さんと関係するオリンピックがまたやって来るだけではない。
 春からのNHK朝の連続小説ドラマにその生涯を描いた作品「エール」も放映されることになっている。
 著者の刑部芳則氏の本職は日本近代史を教える先生だが、このドラマの風俗考証も担当するそうだ。

 古関さんは明治から平成にかけて生きた人だが、作曲家として活躍したのは昭和である。
 しかも、オリンピックのような平和な時期だけでなく、戦時中にもいわゆる「軍歌」をも作曲したし、敗戦後間もない時には「長崎の鐘」といった名曲まで生み出している。
 この本の中に昭和18年に作られた「若鷲の歌」の歌詞が載っている。
 「若い血潮の「予科練」の 七つ釦は 桜に錨」で始まる「軍歌」だ。
 その歌を昭和30年生まれの私はスラスラと歌えたのだ。
 それだけ古関さんのメロディが覚えやすいということだろう。

 それにこれは迂闊だったが、早稲田大学の応援歌「紺碧の空」の作曲もまた古関さんだった。
 作曲家の名前を知らないまま大声で歌っていたなんて恥ずかしいかぎりだ。
 きっと今年は古関さんの数々の名曲を耳にする一年になるだろう。
 古関さんは全国の学校の校歌なども311曲作ったという。
 もしかしたら、それを知らずに今も子供たちは大きな声で歌っているかもしれない。
  
(2020/01/03 投稿)

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