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 「男はつらいよ お帰り寅さん」を観てきました。

 公開からすでに四週近く経っていますから
 映画館は満員ということもありませんでしたが
 それでも「寅さん」を懐かしむシニアの人たちで
 平日ながら結構席が埋まっていました。

 主人公の車寅次郎を演じた渥美清さんが亡くなったのが
 96年8月。
 もう20年以上前になります。
 それをいくら映像技術があがったといっても
 昨年大晦日の美空ひばりさんのAI再現みたいな作品では
 嫌だなと思っていたのですが
 寅さんの登場はほとんど過去の思い出シーン。
 つまり違和感なく元気な渥美さんが演じる寅さんを観ることができました。

 話は寅さんの甥っ子、
 つまり、妹さくらさんの息子満男君の切ない大人の恋物語といっていいでしょう。
 満男君も今では中学三年生の娘を持つ
 中年にさしかかった男になっています。
 しかも、小説家として売りだし始めたという設定。
 満男君役の吉岡秀隆さんはこういう役柄にぴったり。
 そんな満男君の前に現れるのが
 かつての恋人、後藤久美子さん演じる泉ちゃん。
 しかも、満男君の奥さんは6年前に亡くなっています。
 さあ、満男君、どうする?
 ね、大人の恋物語の予感するでしょう。

 映画では浅丘ルリ子さん演じるリリーさんも
 美保純さん演じるタコ社長の娘も、
 もちろんさくら役の倍賞千恵子さんも
 博さん役の前田吟さんも登場します。

 大笑いしたのは
 第15作の「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」の
 「メロン騒動」の場面。
 寅さんのメロンがないことで巻き上がる大騒動は
 今でも起こりそうな光景。

 満男君が寅さんに
 「人間は何のために生きてんのかな」と
 人生相談する
 第39作「男はつらいよ 寅次郎物語」の場面もありました。
 その時の寅さんの答え。

    なんて言うかな、ほら、あー生まれてきてよかったなって
    思うことが何べんかあるじゃない。
    そのために人間生きてんじゃねえのか。

 今回は満男君、「あー生まれてきてよかったな」と
 思ったのではないだろうか。

 映画を観終わったあと
 何十年ぶりかで
 映画パンフレットを買いました。

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 1200円の豪華版。
 しかも、本屋さんでも手に入らない。
 寅さんならこう啖呵売りするかな。

    ここに積み上げましたこの書物、
    神田は六圃堂という本屋がたった三十万円という税金で
    投げ出した品物…

 テーマ曲がながれて
 「」です。

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