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プレゼント 書評こぼれ話

  昨年のNHK大河ドラマいだてん」は
  物語としては面白く見たが
  視聴率が振るわず
  大河ドラマ始まって以来のワーストを
  更新したようです。
  今年の「麒麟がくる」は見始めたばかりだが
  きっと「いだてん」は大河ドラマらしくなかったのだろう。
  では、大河ドラマとは何かといわれたら
  困ってしまいますが。
  今回の「麒麟がくる」の主人公は
  明智光秀
  今出版界ではちょっとした明智光秀ブームに
  なっている感があります。
  今日紹介する
  山名美和子さんの『本能寺前夜』も
  出たのが2019年11月ですから
  そんな中の一冊なんでしょうね。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  大河ドラマを10倍楽しむために                   

 明智光秀といえば、「本能寺の変」がすぐさま浮かぶ。
 それに「三日天下」という言葉も思いつく。あるいは、「敵は本能寺にあり」といった言葉も光秀が言ったといわれるが、真実はどうだろう。
 どうしても映画やドラマの印象が深いのだが、特に強いのは昭和40年(1965年)に放映されたNHKの大河ドラマ「太閤記」のその場面だ。
 織田信長を演じたのは高橋幸治さん。この時の明智光秀役は佐藤慶さん。
 それから半世紀以上経って、今明智光秀が脚光を浴びているのは、やはりNHKの大河ドラマの影響だろう。
 しかも、今回光秀は主役であるから、どのような新しい光秀像ができあがるだろうか。

 この本の著者山名美和子さんは歴史小説作家。だからといって、この本は創作ではない。
 資料を駆使しながら、光秀の謎に迫っていく。
 といっても、光秀の場合その出自からあまりよくわかっていないそうだ。
 ただ信長にかわれて外様ながら相当の地位にまで出世したわけだから、秀吉の出世話ほどではないにしろそれに近いものがある。
 最近世間を賑わせた自動車会社ではないが、自身の地位を守るため、あるいは現状のままでは組織が破綻する危機感などでクーデターが起きないわけではない。
 さらに著者が記しているように当時は下克上は当たり前のようにしてあったわけだから、光秀だけが歴史上の悪人ではない。

 果たして光秀は何故信長を討ったのか、大河ドラマがどう描くか楽しみだ。
  
(2020/02/05 投稿)

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