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プレゼント 書評こぼれ話

  タイトルに魅かれて
  本を読むと
  時々失敗する。
  あれ? こんな本だったのかって。
  今日紹介する
  シルヴァ・ネーマン文、
  オリヴィエ・タレック絵の
  『水曜日の本屋さん』も
  ちょっと印象が違ったけれど
  それはうれしい失敗でした。
  少し読む時期を間違えたけれど
  いい作品は
  それには関係ありません。
  この絵本に出てくるような
  素敵な本屋さんに
  出会いたいものです。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  本屋さんはいつもほっこり温かい                   

 本にもやはり読む時期というのはあるだろう。
 例えば、ディケンズの『クリスマス・キャロル』はクリスマスの頃に読むのがベストのように。
 絵本の場合は特に季節感が出やすいので、読む時期は強く出る。
 本屋さんや図書館に行くと、その季節に合った絵本が前面に飾られている。
 この一見季節感のないタイトルのこの絵本も実はその内容はとても季節感を持っている。
 それはクリスマス。
 この絵本はとっても素敵なクリスマスの贈り物のお話なのだ。
 (それを知らずにタイトルに惹かれて読んだのですが)

 学校が休みの水曜日、女の子はいつも本屋さんに行く。
 そして、そこで必ずおじいさんに会う。
 おじいさんはいつも分厚い本をじっくり読んでいる。それは昔の戦争の本だけど、いつもそれを読んで、時には涙をこぼしたりして いる。
 けれど、おじいさんはそんな本を買うことはない。いつも少しずつ読むだけ。
 ところが、クリスマスまであと三日、おじいさんのあの本が本屋さんの棚から消えてしまう。
 本屋のおねえさんが、クリスマスのプレゼントに売れたと教えてくれた時の。おじいさんの寂しそうな背中。
 でも、そんなおじいさんにおねえさんが差しだしたのは、クリスマスのプレゼント。
 その中身について、この絵本では何も書いていないが、きっと誰もがわかるはず。
 これは、そんな素敵なクリスマスの絵本だ。

 それを知らずに読んだ私だが、本屋さんは水曜日やクリスマスに限らず、いつもほっこりしていると思っている。
  
(2020/02/09 投稿)

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