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 どんなにスピーディでも
 どんなにアンテナを張っていても
 雑誌には出稿期限があって
 ニュースが間に合わないことがある。
 今これだけ世界中を震撼させている
 新型肺炎問題だが
 残念ながら昨日出た総合誌「文藝春秋」3月号には
 その関連記事はない。
 雑誌の、しかも月刊誌の
 このあたりが限界だろう。

 そもそも「文藝春秋」3月号(文藝春秋・1000円)は
 芥川賞発表号
 それを目当てに購入する人も多い。
 私もそうだが。

  

 第162回芥川賞古川真人さんの「背高泡立草」に決まって
 この号では
 受賞作全文掲載とともに
 受賞者の古川真人さんのインタビューが載っている。
 そして、
 今回の選考をもって選考委員を退く
 宮本輝さんが「退任の辞」を書いている。
 これが結構読ませる。

 まあこれが今号のメインとなれば
 あとは政治記事だろうが
 石破茂氏の「覚悟の直言」とか言われても
 なんとなく力が弱い。
 東京五輪組織委員会会長の森喜朗氏が吠えたって
 やっぱり新型肺炎問題がないと
 大丈夫か心配になる。

 特集となっている
 「「ニセ科学」医療に騙されるな」も
 新型肺炎が間に合っていれば
 インパクトが違っただろう。

 実はこの号で一番心を揺さぶられたのは
 「文藝春秋」に17年、200回にわたって
 「人声天語」という欄を担当していた
 坪内祐三さんを追悼した
 中野翠さんの「ツボちゃん、ほんとうに逝っちゃったんだね」だったかも。
 坪内祐三さんが亡くなったのが
 1月13日。
 そこまで記事に出来たのに
 新型肺炎は間に合わなかった。
 惜しかったね、「文藝春秋」。

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