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プレゼント 書評こぼれ話

  今日は
  江戸川乱歩の「少年探偵」シリーズから
  『少年探偵団』という作品を
  紹介します。
  表紙を見ているだけで懐かしさがこみあげてきそうですが
  子供の頃に読んだかどうか
  まったく覚えていません。
  今回この本は
  さいたま市の図書館から電子書籍版で借りて
  読みました。
  インターネット電子図書館でもある「青空文庫」でも
  読むことはできますが
  私が借りた電子書籍は
  柳瀬茂の挿絵も見ることが出来ます。
  もちろん、この作品は紙の本としても
  読むことができます。
  学校の図書館などにも
  あるのではないでしょうか。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  「瑠璃の色」ってどんな色?                   

 「ぼ、ぼ、僕らは少年探偵団/勇気凛々(りんりん)瑠璃(るり)の色/望みに燃える呼び声は朝焼け空に谺する」、この歌は今でも唄える。(作詞は壇上文雄)
 そんな馴染みのある歌だが、いつの頃なのか。
 ウィキペディアで調べると、1960年から63年にかけて放送されたテレビドラマの主題歌だそうだ。
 子どもの頃だから「瑠璃の色」がどんな色だかわからなかったはずだが、妙に印象に残っている。
 そのドラマの原作が江戸川乱歩という作家だったことは、きっとその当時は知らなかったに違いない。

 この作品はもともと1938年に発表されたもので、「少年探偵団」としては『怪人二十面相』に続く2作めの登場となる。
 子供向けにポプラ社から刊行されたのが昭和39年で、この本はそれが底本になっている。
 「少年探偵団」のことはこの作品の冒頭に「十人の勇敢な小学生によって組織させられた」もので、団長は名探偵明智小五郎の 名助手でもある小林芳雄君。(小林君は芳雄という名前だったんだと読むながらうれしくなった)
 今回「少年探偵団」が闘う相手はもちろん「怪人二十面相」で、この作品では二つの事件が描かれている。
 一つはのろいの宝石にまつわる幼い女の子誘拐事件で、ここでは小林少年の機転で「少年探偵団」のバッジが女の子のピンチをたすける。
 もう一つは黄金でできた塔を盗みだすという二十面相の挑戦に立ち向かう明智探偵と小林少年の活躍を描いている。

 発表されたのは随分前の作品だが、細部を少し変えるだけで現代の物語として十分通用する。
 もちろん、あの歌だって。「ぼ、ぼ、僕らは少年探偵団」。
  
(2020/04/08 投稿)

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