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プレゼント 書評こぼれ話

  今日紹介する
  ウェブスターの『あしながおじさん』は
  今年初めに
  もう一度読みたいなあと思って
  買っておいたものです。
  初めて読んだのは
  たぶん中学生の頃。
  当時箱入りの文庫で珍しかった
  旺文社文庫で読んだことは覚えています。
  今回は岩波少年文庫版で読みましたが
  なんともかわいい
  作者自身の手による挿絵は
  私が最初に読んだ文庫本にも
  ありました。
  あれから半世紀たって
  今回再読しても
  やっぱりこの作品はいいな。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  永遠の青春文学                   

 2020年に創刊70周年を迎える「岩波少年文庫」のこの本の表紙袖の短い紹介文に「ユーモアとあたたかい愛が全篇にあふれる青春文学の名作」とあった。
 確かにこの物語の主人公であるみなし子のジューディは名前も教えてもらえなかった孤児院の評議員から援助をもらい、大学に入学する年齢であるから二十歳前の少女であるから、「児童文学」というより「青春文学」という方がふさわしいのだろう。
 だからといって、小学生や中学生が読んで早すぎるということは決してない。
 彼らならきっとこう思うにちがいない。
 もう少ししたら、私にも「あしながおじさん」がきっと現れるのだわ。

 この有名な作品はアメリカの作家アリス・ジーン・ウェブスターによって1912年に出版されたもの。
 つまり、今でも多くの読者を生み出しているこの作品は100年以上前に誕生したことになる。
 100年以上前の作品を読んで、ちっとも古びた感じがしないのは、やはり主人公であるジューディの魅力といっていい。
 いつも明るく前を向く。やる気に溢れ、かわいそうな過去にもめげることはない。
 そんな彼女が大学に入る条件のひとつが、援助をしてくれた人に手紙を書くこと。彼女が名付けて送り先の人の名前が「あしながおじさん」。

 ウエブスターはわずか37歳で早逝したので、残した作品は多くない。
 けれど、こんなに素敵な「青春文学」を残してくれたのだ、かわいいさし絵とともに。
  
(2020/04/11 投稿)

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