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 ここしばらく
 電子書籍版の本の紹介が続いたので
 電子書籍を読んだ感想を
 書いてみたいと思います。

   *   *   *   *   *   

 「漫画の神様」手塚治虫の代表作のひとつ
 「鉄腕アトム」では
 どんなに人間に似ていても決して人間になれない
 アトムの苦悩がたびたび描かれています。
 電子書籍もそんなアトムによく似ています。
 同じ内容でありながら
 決して本にはなれない。

 そもそも本とは何でしょう。

  

 日本エディタースクールが編集した『本の知識』には
 こうあります。

  ① 内容のあること
  ② 持ち運びが容易にできる
  ③ 紙葉がとじられている
  ④ 中身とそれを保護するもの(表紙)がある
  ⑤ ある程度の分量がある


 これでいえば①と②は電子書籍にも当てはまりますが
 ③以降は電子書籍には該当しません。
 読んでみて特に感じるのは⑤かもしれません。
 私はスマホで電子書籍を読みました。
 ちなみに私のスマホはiPhoneではありません。
 スマホで読んだ場合
 どんなに分厚い長編であろうが
 わずか数十ページの短編であろうが
 手にした重さは変わりません。
 だから、電子書籍は便利だという意見もあるでしょうが
 この「質感」の違いが
 とても大きいと思います。
 しかも、
 本の場合、ページを繰っていくと
 左手から右手へ重さが移動していきます。
 もちろん本を読んでいる時に
 そのような重さを実感することはありませんから
 まさに「質感」の差だといえます。
 私の場合、
 この差が一番大きかった。

 長い間本として読んできた世代には
 この「質感」の差はなかなかなじめないかもしれません。
 でも、これはペンで手書きをしていた時と
 パソコンに向かって文章を「打つ」のと
 よく似ているような気がします。
 同じ文章を「書く」ということでは変わりませんが
 微妙な違いは
 きっと生まれているのではないでしょうか。
 しかし、
 いつの間にか「打つ」が「書く」ことに変わったことに
 違和感なくなった。
 それと同じことが
 本と電子書籍の間にも起こるように思います。

 電子書籍には文字を拡大したり
 音声で読みあげたり
 さまざまな機能があります。
 今まで本を読んできた世代こそ
 年を重ねることで
 目に対して負担が大きくなってきます。
 だからこそ
 今のうちに電子書籍になれることも
 必要ではないかと思っています。

 現在のように
 図書館が休館し
 大手の本屋さんも休業しているような時こそ
 電子書籍に馴染む
 絶好の機会のように思います。

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