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プレゼント 書評こぼれ話

  今日は
  祝日、昭和の日
  元々は昭和天皇の誕生日でしたので
  この日を「天皇誕生日」と覚えている
  昭和生まれの人も多いのではないでしょうか。

     名画座の三本立てや昭和の日     原田 紫野

  今日紹介する
  詩人茨木のり子さんは
  まさに昭和と生きた人でした。
  戦争が終わった昭和20年、
  茨木のり子さんは二十歳の頃でした。
  『茨木のり子 自分の感受性くらい』は
  「別冊太陽」の一冊ですが
  とても豪華な一冊です。
  昨年12月に本屋さんの店頭で見かけた時は
  ドキッとするくらい魅せられたものです。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  わたしが一番きれいだったとき                   

 「別冊太陽」は1972年に平凡社が創刊したもので、ムック本の先駆けとも言われています。
 「ムック(mook)」というのは、雑誌(magazine)と書籍(book)から作られた造語だそうですが、雑誌と違う大きな点は「ムック」にはISBNコードが付いていることです。
 ISBNコードというのは、出版社などが本を管理するために書籍1冊1冊につける番号のことですが、これがあると本を検索したりしやすくなります。
 なので、「ムック」はどちらかといえば、書籍に近いかもしれません。

 「別冊太陽」は平凡社が発行する雑誌「太陽」を「より、デラックスな雑誌」として編集されたもので「美しいビジュアルと豊富な資料」というのが惹句になっています。
 実際手にとると、その美しさにうっとりします。
 詩人茨木のり子(1926年~2006年)の79年の生涯をたどったこの本でも、その豊富な図版に圧倒される。
 茨木さんには凛とした美しさがあるが、代表詩「わたしが一番きれいだったとき」に添えられた21歳のお見合い写真の美しさはどうだろう。
 あるいは、最愛の夫であった三浦安信さんと笑いながらカメラを向いている何気ない姿、茨木さんが書き残した日記の文字、安信さんが描いた茨木さんのスケッチなど、詩人の何気ない、けれど確かに生きた時間が、ページに凝縮されている。

 表紙の茨木さんの写真は、かって同人誌「櫂」で仲間であった谷川俊太郎さんが撮ったもので、その表紙を繰ると、最初に「茨木さん」という谷川さんの詩が載っている。
 茨木さんのファンには欠かせない「ムック」である。
  
(2020/04/29 投稿)

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