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プレゼント 書評こぼれ話

  今日は二十四節気のひとつ、
  夏至
  一年中で昼が一番長い日。

    夏至の日の手足明るく目覚めけり      岡本 眸

  しかも、
  今日は部分日食も見られるとか。
  夏至の日に日食があるのは372年ぶりだそうです。
  それに今日は父の日でもあります。
  まだあります。
  今日はさくらんぼの日でもあります。
  つまりは
  色々忙しい日曜日だということです。
  そんな日に紹介するのは
  星新一さん文、
  和田誠さん絵の
  『花とひみつ』。
  書影がみつからなかったので
  本の写真でどうぞ。

  じゃあ、読もう。

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sai.wingpen  和田誠さんと星新一さんがめぐりあった運命の一冊                   

 イラストレーターの和田誠さんは絵本作家でもあります。
 自身で文も絵も描くこともあれば、文は例えば谷川俊太郎さんのように他の人が書いて、和田さんが絵だけを描くということもあります。
 そのきっかけは自費で小さな絵本を作っていたそうです。そのうちにちゃんとした作家の人に原作を書いてもらえないかと、人を介して星新一さんにお願いしたそうです。
 すると星さんから直接電話がかかってきて、和田さんは絵本の原作をお願いします。
 その時の条件が自費なので原稿料は出せないけれど、本が出来たら10冊差し上げるというもの。
 星さんがこの申し出をどう思ったからわかりませんが、書いてくれたのがこの作品です。
 絵本というよりも、星新一さんのショートショートという感じの仕上がりです。

 2011年に刊行された「完全復刻版」には当時の奧付も載っていて、それによれば発行は1964年9月とあります。
 定価は350円。
 限定版400部とありますから、そのうちの10冊は星さんのところにいったのでしょうか。
 このあと子ども向けの星さんの本に和田さんはたくさん挿絵を描くことになります。

 先ほども書いたように、これは絵本というよりショートショート作品なので、和田さんの絵も作品の中のイラストのように思えます。
実際この作品は星さんのショートショート集でも読むことができます。
 初期の和田さんの線がこういうものだったのかを知るには欠かせない一冊ですが、和田さんの絵を楽しむというよりは星さんのショートショートを楽しむ、そんな一冊です。
  
(2020/06/30 投稿)

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