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プレゼント 書評こぼれ話

  初めて
  和田誠さんの似顔絵に接したのは
  映画雑誌「キネマ旬報」の載った
  「お楽しみはこれからだ」だったと
  思います。
  映画スターの似顔絵ですが
  映画のワンシーンとして描かれていて
  似顔絵という概念を超えた
  作品だったと思います。
  この連載で
  和田誠さんの似顔絵に魅せられた人は
  たくさんいます。
  脚本家の三谷幸喜さんなんかもその一人。
  今日は
  和田誠さんが似顔絵の世界を綴った
  『似顔絵物語』を
  紹介します。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  和田誠さんの似顔絵が大好き                   

 イラストレーターの和田誠さんといえば、多彩な才能の持ち主でした。
 装丁家、絵本作家、映画監督、どれも甲乙つけがたい、一流でした。
 中でも、似顔絵に関していえば、和田さんの絵が大好きという人は多いと思います。
 もし和田さんが学生の頃に似顔絵に出会っていなければ、イラストの道に進まなかったかもしれない。そんなことを考えると、和田さんと似顔絵とは切っても切れない関係といえます。

 この本は1998年に書かれた、和田さんにとっての似顔絵ワールドの話です。(その前年に
 『装丁物語』という本も書いていて、こちらも面白い)
 「似顔絵修行」「似顔絵あれこれ」「似顔絵を考える」という3つの章に分かれています。
 中でも外せないのが「似顔絵修行」。
 小学生の頃に清水崑さんの似顔絵に夢中になり、(成長してから清水さんと対談する機会を得て、互いに似顔絵を描き合ったという挿話も、この本には載っています)、高校生の時には授業の時間割をその科目を担当する教師の似顔絵だけで作るほどになっていました。
 それで、大学は多摩美へ入ります。
 和田さん自身、「ぼくにとっては似顔が絵画への入場門だった」と書いています。

 和田さんは日本の似顔絵作家の第一人者でもありますが、似顔絵を書く人はたくさんいます。
 有名な人では山藤章二さん。おそらく、和田派山藤派といったように世間を二分するのではないでしょうか。
 そんな山藤さんをはじめとした日本の似顔絵作家をきちんと紹介しているのも、この本のいいところ。
 もちろん、似顔絵図版もたくさん載っています。
  
(2020/08/04 投稿)

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