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プレゼント 書評こぼれ話

  今日は昨日のつづき。
  高田郁さんの「みをつくし料理帖」の9巻め
  『美雪晴れ』を紹介します。
  これまでも
  この作品では関西の料理と関東の料理のちがいが
  描かれていましたが
  この巻でも焼き蒲鉾のことが出ているが
  そういえば
  子供の頃によく目にした蒲鉾は
  表面が焼かれていたような気がする。
  食は文化でもあるから
  西と東
  文化の違いが食にも出ている。
  土地土地の
  名物料理は大切にしたいもの。
  さあ、明日は
  いよいよ「みをつくし料理帖」最終巻ですよ。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  どんな結末を迎えるのか、楽しみはこれから                   

 高田郁さんの人気シリーズ「みをつくし料理帖」の9作め。
 この巻でも四つの料理とともに四つの短編が収められている。
 巻末付録「澪の料理帖」に掲載されている料理名は、「味わい焼き蒲鉾」、「立春大吉もち」(この「立春大吉」は新春を寿ぐ言葉で、縦半分に折れば左右が重なって縁起がよく、裏から見てもそのまま読めて厄除けにもなるという)、「宝尽くし」(なんとも目出度い料理名だが、それもそのはず、主人公澪の母親のように優しいご寮はん芳が大店の後添えとして迎えられる際に作られた料理)、そして「昔ながら」(澪の女友だち美緒に不幸があり、子供を産んだばかりの美緒は乳があまり出ない。そんな彼女のための食養生として澪を作る芋茎料理)である。

 主人公澪はかつて恋の道か料理の道か思い悩んだことがある。
 選んだ道は料理の道。
 そしてさらに、料理人としてどう生きればよいか悩むことになる。
 澪の腕を見込んで手を差し伸べる大店「一柳」の旦那さん。彼のように将来に名を残す名料理人が作る料理か、気安くて心に近い料理か、悩む澪に今回も優しく説くのは町医者源斉。
 おそらく、ここまで読んできた読者も、澪がどんな姿勢で料理と向かい合ってきたかわかっているに違いない。
 その答えはこの巻ではまだ描かれない。
 澪がどんな道を選ぶのか。
 野江と昔の名前で呼び合うことがあるのか。
 大団円まであと一巻。
  
(2020/08/19 投稿)

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