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プレゼント 書評こぼれ話

  早川書房から出ている
  アガサ・クリスティーの文庫は
  全部で100冊以上あって
  全部読めるかどうかとても自信がない。
  だったら、評価の高い作品から読むのも
  いいかな。
  何しろこちらには
  霜月蒼さんの
  『アガサ・クリスティー完全攻略』がある。
  そこで、今回読んだのが
  『書斎の死体』。
  霜月蒼さんの評価も
  ★★★★☆と高評価。
  実際とても面白かった。
  書評には書いていないが
  作品の最後もひねりが効いて
  うますぎる。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  書斎に死体はよく似合う                   

 「ミステリの女王」アガサ・クリスティーには、二人の超有名な探偵がいる。
 一人はエルキュール・ポアロ、もう一人がミス・マープル。
 それぞれにファンがいるようだが、私はミス・マープルがやや好きかも。
 何しろ彼女(ジェーン・マープルというのが本名)はロンドン近郊のセント・メアリ・ミード村に住む独身の老婦人に過ぎなくて、彼女の周りの村の人たちの類型から事件を解決していくのだから、素人探偵ここに極まるという感じだ。
 
 この作品は1942年に発表された、マープル物の長編としては2作めになる。
 これには「序文」がついていて、「書斎の死体」というミステリの「おきまりの素材」に挑戦する文章が綴られている。
 気合十分のアガサだけあって、この作品はとても面白い。
 マープルの友人でもあるバントリー夫妻の書斎からある朝若い女性の死体が見つかる。
 疑われるのは当然亭主のバントリー大佐。村ではよからぬ噂が広がっていく。
 そこでバントリー夫人はミス・マープルに助けを求める。
 殺されていたのは近くのホテルでダンサーとして雇われたいたという女性。
 探っていくと、彼女は資産家の男性に気に入られ、近々財産が分与されるところだった。
 資産家には亡くなった娘と息子の、元の夫と妻がいて、若いダンサーが亡くなることで二人に与えられる財産が目減りしなくなるという「動機」があった。
 そんな中、一人の高校生が焼死体で見つかる。
 マープルは事件を解けるだろうか。

 犯人らしき人物は途中でわかるかもしれない。
 少なくとも、「書斎の死体」の正体は若いダンサーなのだろうかという、疑問がヒントになるのではないだろうか。
  
(2020/10/15 投稿)

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