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プレゼント 書評こぼれ話

  今日は文化の日

    叙勲の名一眺めして文化の日      深見 けん二

  この俳句ではないが
  今年の文化勲章
  脚本家の橋田壽賀子さんが選ばれていて
  少し驚きました。
  そして、すごいなと思いました。
  何しろ脚本家として初めてだとか。
  まずが目出度い。
  今日は
  俳人坪内稔典さんの
  俳句とエッセー『早寝早起き』を
  紹介します。
  文化勲章には遠いけれど
  こんな生き方もいいですよ、
  きっと。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  稔典さんらしい俳句と生き方                   

 俳人坪内稔典さんの代表句といえば、私なら「たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ」をあげたい。
 意味がわからないながら、どこかコミカルでどこかエロチック。強いて言うなら、この世界って、みんなこんな感じではなかろうか。
 俳句とエッセーを組み合わせたこの本で紹介されている句からとるならば、「びわ食べて君とつるりんしたいなあ」。
 稔典さんの俳句がすべてこんな女子の皆さんが赤面するようなものではないが、こんな句を詠んであっけらかんとしているのが、稔典さんの良さだろ思う。

 そんな稔典さんが俳句についてこう書いている。
 「俳句は、時代と共に生きている。時代の言葉を生きている」と、大真面目だ。
 だから、稔典さんの句は現代の生き生きとした言葉といえる。

 稔典さんは1944年生まれ。すでに後期高齢者だ。
 そんな稔典さんのお相手は高校の同級生というからいじらしい。
 その奥さんを稔典さんは「ヒヤマさん」と、俳句の席の名乗りで呼ぶという。
 奥さんはもちろん「ねんてんさん」と呼ぶ。
 そんな二人が自宅の庭で過ごすことを「軽井沢する」というらしい。
 エッセー「軽井沢する」に書かれている。
 なんともかわいい後期高齢者、つまりはお年をめしたご夫婦の愉しみだろう。
 稔典さんの俳句は、こんな生活から生まれるのかもしれない。

 俳句の故郷、愛媛松山の出版社から出ているのも、稔典さんらしいではないか。
  
(2020/11/03 投稿)

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