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プレゼント 書評こぼれ話

  今日は
  Pippoさん編の『一篇の詩に出会った話』という
  インタビュー集を紹介します。
  この本を読んで
  もし私ならどんな詩と出会った話に
  なるのだろうか考えました。
  そして思い出したのが
  テレビドラマ「柔道一直線」で流れた
  中原中也の詩でした。
  桜木健一さん主演で
  1969年から1971年にかけて放送されていたので
  私が15歳頃でしょうか。
  雪での格闘シーンに
  この詩が流れたと思うのですが。
  そのあとに
  中原中也の詩集を読んだように思います。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  誰もが出会う大切な一篇の詩                   

 有名無名さまざまだし、一口に「詩に出会った」といってもここで話された11名の人たちのそれも同じではない。
 テーマは「詩に出会った話」だが、バラバラの人から話を訊くのは難しかったに違いない。
 編集に携わった「Pippo」という人の略歴を読むと、「近代詩伝道師」とあったり「朗読家」とあったりする。あるいは、詩の読書会を開催したりしている。この本にはその読書会のメンバーも「詩に出会った話」を語っていたりする。

 11名の中でも有名なのが直木賞作家のふたり、西加奈子さんと辻村深月さんだろう。
 西加奈子さんは山崎方代の短歌をあげているし、辻村深月さんは大槻ケンヂのある曲の歌詞をあげている。
 金子光晴や立原道造、あるいはボードレールの詩をあげている人がいる中で、さすが直木賞のふたりはユニークだ。
 もっとユニークなのが、歌人の穂村弘さん。
 昔のアニメ「サスケ」のナレーションを、初めて好きになった詩にあげている。
 実はこの本を読もうと思ったのは、穂村さんのこの選択に魅かれてからだ。

 詩といえば確かに中原中也や高村光太郎、あるいは下って谷川俊太郎や茨木のり子、吉野弘といった教科書に出てくる詩人の作品を思い浮かぶが、辻村さんのように楽興の歌詞に勇気づけらた人も多いだろう。
 詩が時代遅れになったのではなく、詩の多様性が広がったととる方がいい。
 さて、私ならどんな詩を「出会った話」としてするだろう。
  
(2020/11/21 投稿)

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