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 今日は大晦日
 俳句には「年惜しむ」という季語もあるが
 コロナ禍の年を惜しむという人も少ないかもしれない。
 せめて「行く年」ぐらいの感慨だろうか。

    船のやうに年逝く人をこぼしつつ     矢島 渚男

 歴史に「もしも」はないが、
 新型コロナが蔓延しなかったらと
 思わない人はいないだろう。
 オリンピックでどんなにたくさんの感動シーンが生まれたか。
 海外からの観光客で街はどんなに人で溢れたか。
 新しい学校で、あるいは新しい職場で
 どんな人たちと親交を結べたか。
 そんなさまざまな「もしも」があった年。
 中島みゆきさんの名曲「時代」のように
 いつか
 あんな時代もあったなと笑える日がくればいい。

 先日(12月26日)
 2020年のベストセラーが発表になっていました。
 1位2位、それと4位が
 漫画「鬼滅の刃」のノベライズ版がしめ、
 3位は「あつまれ どうぶつの森 完全攻略版」で
 5位も「あつまれ どうぶつの森」の関連本。
 つまり、
 コロナ禍で揺れた2020年は「鬼滅の刃」と「あつまれ どうぶつの森」の
 一年だったといえます。
 実は20位までに小説が入っているのは
 本屋大賞を受賞した凪良ゆうさんの『流浪の月』だけ。(14位)
 コロナ禍にあって
 作家たちのメッセージが届いていないのか
 発信されていないのか
 気になるところですが。

 緊急事態宣言が出たりして
 巣ごもり需要が伸びて
 本を読む人も増えたという話も聞きますが
 宣言が解除されても
 図書館で本を読む人は以前のように戻っていないように
 感じます。
 紙の媒体ではなく
 電子書籍を読み始めた人もいるでしょうし、
 コロナ禍は
 読書のスタイルにも変化を及ぼしたかもしれません。

 そんな年に
 私が読んだ本は
 241冊
 そんな中から
 今年のベスト1です。
 沢木耕太郎さんの『旅のつばくろ』。

  

 この本が出た頃は
 コロナ禍が広がっている時期で
 なかなか旅にも出れない頃でした。
 私が読んだのも5月の終り。
 その後、
 GoToトラベルとかもありましたが
 それでも動けませんでした。
 それなのに
 この本を選んだのは
 もしかしたらコロナ禍に読んだからかもしれません。
 出来ない旅だから
 本で旅する。
 本はいつでもどんな時でも
 知らない世界への乗車切符なのかもしれません。

 このブログを
 今年も一年間毎日読んでいただいて
 ありがとうございました。

 皆さん、よい新年をお迎えください。

 来年こそ
 コロナ禍が収まって
 楽しい日々がおくれますように。
 そして、
 やっぱり本のある豊かな生活でありますように。

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