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プレゼント 書評こぼれ話

  昨日の谷川俊太郎さんの詩集
  『ひとりひとり』に続いて
  今日も詩集の紹介です。
  しかも、
  詩人(?)はあの中島みゆきさん。
  『中島みゆき 第二詩集 四十行のひとりごと』という作品です。
  たまたま今年の年賀状で
  中島みゆきさんの「時代」のことを
  詠んだ俳句をつけたので
  私からすると
  不思議なつながりとなった
  読書体験になりました。
  それにしても
  「時代」っていい曲ですね。
  初めてこの曲を聴いてから
  もう40年以上なるというのに
  いつも胸にぐっときます。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  ひとりごとにならない「ひとりごと」                   

 1975年11月16日の日本武道館。
 この日行われた「第6回世界歌謡祭」で、彼女が歌う「時代」がグランプリとなった。
 以来、彼女自身も多くのアルバムに収録し(1993年リリースされたアルバム『時代-Time goes around-』ではグランプリ受賞の際の実況も収められている)、多くの歌手たちがカヴァーしてきた。
 彼女が自身の「第二詩集」と位置付けた、18篇の詩を収めた詩集の中で、「時代」が生まれたあたりのことを詠んだ詩がある。
 「ぜったいグランプリ」という詩だ。
 そこにはこの大会の前に彼女の父が脳出血で倒れたことが綴られている。
 その後、彼女たちは父が開業していた医院を閉めることになる。
 そういったことが楽曲を作る上でどう影響したのかは知らない。
 しかし、少なくとも彼女が歌った初期の歌には「父」を思わせる異性の姿が垣間見える。

 グランプリ受賞から半世紀近くなろうとしているが、「時代」はまさに時代を超えて、いつも時代に寄り添ってきたといえる。
 そして、彼女にとってもこの「時代」という楽曲がとても重要なものであるか、そのことは2020年に刊行された詩集に収められた詩からも読みとることができる。

 彼女、中島みゆきはこの「時代」からなんと多くの詩と歌を私たちに届けてくれたことか。
 それはけっして「ひとりごと」にはならなかった。
  
(2021/01/04 投稿)

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