01/02/2021 恒例 元日の新聞から ー 2021年 日に新た

何故なら、出版社の気合の入った広告が入るからなのですが
今年出版社の広告よりも
「言葉の力」を感じる広告がありました。
(以下の広告は元日の朝日新聞によります。)
それが、積水ハウスの「おめでとうの言葉から」という広告。

正月早々、声を出して読んでしまいました。

虚言ばかりのトップに
この国が危うい時、
やはり「言葉の力」を大切にしないとならないことを
この広告は教えてくれているように
思います。

どうしてもそれに関係した広告も目立ちます。
下は文藝春秋の広告ですが
菊池寛の書いた「マスク」という掌篇の一節が紹介されています。

電車の中で
マスクをした人が本を読んでいる姿を描いたのは
光文社。

こういう光景が増えたらいいのにという
願いが込められています。


だとしたら、
集英社は「鬼滅の刃」かと思いきや
松井玲奈さんがパソコンに向かう姿で
今日から、進年。

その中のコピーの最後の一節がいい。
私たちはまた、書き進める。
今年という新しい物語を。

想像力が明日をつくる
と、間もなく出版されるジブリの本をドーンと打ち出しています。

イラストは、宮崎駿さんの『風の谷のナウシカ』。
新潮社は『シマホ脳』という新書の宣伝をかねて。

講談社はあまりパッとしなかったなぁ。

今年もどんな本とめぐりあうのか
楽しみになってくる。
わくわく。
どきどき。

応援よろしくお願いします。
(↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 今日もクリックありがとうございます)


| Home |