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プレゼント 書評こぼれ話

  今日は立春
  よく言われるように
  今日から暦の上では春。

    立春の米こぼれをり葛西橋      石田 波郷

  まだまだ寒い日もあるだろうし
  コロナ禍も続くだろうが
  やっぱり気持ちにポッとあかりが
  灯る感じがします。
  今日は
  大田垣晴子さんの画文集
  『徒然絵つづり百人一首』を
  紹介します。
  百人一首といえば
  落語の噺にもなっている
  崇徳院

    せをはやみ
    いはにせかるる たきがはの
    われてもすゑに
    あはむとぞおもふ

  ぐらいの知識しかありませんでした。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  母親の力は侮れない                   

 「画文」というのは、イラストとエッセイを組み合わせた手法で、この本の著者である大田垣晴子さんはその先駆者のような漫画家だ。
 なんといっても、そのイラストのほのぼの感がいい。それがあるから、文章も合わさるようなテンポで進んでいく。
 そんな大田垣さんが「百人一首」に挑戦したのが、本書。
 そのきっかけは、当時小学一年生だったお嬢さんが「かるたやりたい!!」と言い出したことで、お嬢さんがそう言い出したのは、 大田垣さんのイラストからする2017年に封切られた「名探偵コナン から紅の恋歌」からの影響のようだ。
 ここからが母親大田垣さんのエライところで、お嬢さんのために毎日数首歌本を作り出したのそうだ。
 それがこの本のネタ本になったいうから、母親の力は侮れない。

 さて、「百人一首」である。
 これは歌人藤原定家が編纂したといわれるもので、その時定家が滞在していたのが「小倉山の山荘」だったので「小倉百人一首」とも呼ばれている。
 なんて、大田垣さんの「画文」のおかげの知識だ。
 「あきのたのかりほのいほのとまをあらみわがころもではつゆにぬれつつ」という天智天皇による第一番から百番の順徳院の歌まで、大田垣さんのイラストと口語訳で、とてもわかりやすく描かれている。
 こういう素敵な歌本が出来上がる前に、お嬢さんはすっかり歌を覚えたそうだが。
  
(2021/02/03 投稿)

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