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プレゼント 書評こぼれ話

  今日は
  2017年に出た
  和田誠さんの
  『和田誠シネマ画集Ⅱ』を
  紹介します。
  いつ見ても
  和田誠さんのイラストは素敵で
  毎晩眠る前にこの画集を開いたら
  夢は映画ばかりになりそう。
  残念なのは
  和田誠さんがもういないので
  新しい映画のイラストが見れないこと。
  きっと新しく出てきた映画人たちも
  悔しがっているだろうな、
  和田誠さんに描いてもらえなくて。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  映画愛が満載の画集                   

 この本には文字がない。
 正確には、和田誠さんのイラストに、その題材となった映画の制作年度とタイトルがあるだけで、この本の正編である2014年版では和田さんのエッセイがはいっていたが、この「Ⅱ」ではそういった文章が全くない。
 ひたすら和田さんの映画(「シネマ」ですね)イラストが、映画制作年度順に並んでいるだけ。
 最初が1920年の「東への道」、最後が2001年の「真夜中まで」(これは和田さんが監督した作品)。
 読み応え、というか、見応え十分の一冊だ。

 和田さんのシネマイラストは俳優の似顔絵が基本になっているが、映画の一場面をそのまま描いたものもあれば、映画の雰囲気をもっとも感じさせる構成になっていたり、映画好きな和田さんならではの作品といえる。
 よく見ると、その描き方は決して一通りでなく、様々な工夫が施されていることがわかる。
 単色で描いたもの、色の組み合わせを考えたもの、太い線で描かれたもの、細い線で描いたもの。
 さらにいえば、好きな俳優とか苦手な俳優といった、和田さんの個性まで出ている。
 表紙に採用されている「帰らざる河」のマリリン・モンローなんかは、和田さん大好きだったにちがいない。

 できれば、これらの作品の初出は載せて欲しかった。
 映画雑誌「キネマ旬報」の表紙を飾った作品が何点かあるのはわかったが。
  
(2021/03/02 投稿)

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