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 東日本大震災から
 10年という節目の年になった今年、
 震災のあった3月11日だけでなく
 それと前後して
 テレビでも震災関連の報道が多くありました。
 あの日東北の太平洋沿岸を襲った
 津波の映像は
 今見ても生々しく
 被災者の人にとってはやはりつらかったと思います。

 あれから10年。
 出版の世界でも
 震災関連の本がたくさん出版されてきました。
 やはりあれだけの大きな災害ですから
 小説などのフィクションよりも
 ノンフィクションの作品の方が
 強いインパクトを与えたように思います。
 今回節目の年に
 どんな作品を再読しようかと考えた時に
 すぐに浮かんだのが
 今週ここで書いてきた
 『南三陸日記』(三浦英之)『三陸海岸大津波』(吉村昭)、
 そして、今日紹介する
 佐々涼子さんの
 『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』でした。

  

 出版業界もこの10年で大きく様がわりしています。
 なんといっても
 電子書籍は雑誌や漫画本で大きく躍進しています。
 東日本大震災の際に
 一冊の「少年ジャンプ」を大勢の子どもたちが回し読みしたという
 ニュースがありました。
 まだ媒体としての紙が強かったのだと思います。
 佐々涼子さんの『紙つなげ!』の中にも
 こんな一節があります。

    大人にもこの時期、本が必要だった。

 あれから10年、
 コロナ禍の時代でまた本を読む人は増えたといいます。
 けれど、コロナ後の新しい世界では
 また違った様相になるのではないでしょうか。

 記録として
 やはり本より映像の方が数段強い。
 けれど、
 活字の余白を埋めていくのは
 人々の想いです。
 つなげていかなければならないのは、
 そんな人々の想いだと思います。
 次の10年、
 私たちはどんなふうであるでしょうか。

 佐々涼子さんの『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』の書評は
 こちらからお読み頂けます。       再読する

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