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プレゼント 書評こぼれ話

  これは本当に偶然なのですが
  今日紹介する
  中川右介さんの『アニメ大国建国紀1963-1973』を読んでいる途中に
  アニメーター大塚康生さんの訃報が
  15日にはいってきました。
  アニメの世界に詳しくはないですが
  大塚康生さんは
  昭和30年代からアニメーションの制作に携わり、
  「ルパン三世」シリーズや「 未来少年コナン」などの
  多くの作品に関わってきた
  ビッグネームです。
  今日紹介する本の中にも
  たくさん出てきますし、
  アニメーターの世界を描いた朝ドラ「なつぞら」
  川島明さんが演じた人物が
  大塚康生さんがモデルと書かれています。
  89歳で大塚康生さんは亡くなりましたが
  大塚康生さんの残したアニメと若いアニメーターたちが
  たくさん残りました。

  ご冥福をお祈りします。

  

sai.wingpen  あれも見た、これも見た、アニメで育ったことに気がついた                   

 「クールジャパン」というのは日本のカッコイイ魅力の指す言葉で、その代表的なものにマンガとアニメがある。
 中でもテレビアニメは今ではそれ専門の衛星放送のチャンネルがあるほど活況を成している。
 本書は間もなく60年を迎えるテレビアニメの歴史を、最初の国産連続テレビアニメの始まりとなった1963年1月1日に放送が始まった手塚治虫の「鉄腕アトム」から掘り起こしていく。
 アニメーションは「鉄腕アトム」以前にもあった。特に東映動画が制作した「白蛇伝」など現在でも高く評価される長編作がある。
 しかし、手塚治虫の「鉄腕アトム」によって、日本のアニメは一気に大国化が進む。
 その初期の作品群を見ると、昭和30年代に少年期を過ごしたものにとって、懐かしさとそのほとんどを見ていることに呆れるほどだ。
 ちなみに1963年に放映が始まったアニメは「鉄腕アトム」「鉄人28号」「オオカミ少年ケン」「エイトマン」と、今でも主題歌が歌える。

 本書にはそこから次から次へとつくられていくアニメ制作会社やアニメーターたちの名前が続々と登場する。
 あの宮崎駿がアニメ「鉄腕アトム」には製作費の低さなど弊害があったが、いずれ王国が生まれただろうと述べている。しかし、手塚がしなければその王国はもう少し後だっただろうし、もしそうだったら年に一作か二作の長編をじっくり作れたかもしれないと、アニメへの思いを吐露している。
 それでも、「鉄腕アトム」に夢中になった世代にとって、あの頃のアニメは「クール」だった。
  
(2021/03/18 投稿)

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