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プレゼント 書評こぼれ話

  今日はいつもの土曜日でお休みだと
  思っている人いませんか。
  カレンダーをよく見ると、
  赤字になっていませんか。
  そう、今日は春分の日の祝日なんです。
  春分の日というのは必ずこの日と決まっているわけではなく
  3月20日か21日のどちらかだそうです。
  そして、彼岸の中日でもあります。
  彼岸といえば
  やはりこの俳句。

    毎年よ彼岸の入に寒いのは      正岡 子規

  各地で桜の開花も始まったようだし、
  今日は春の絵本を紹介しましょう。
  内田麟太郎さん作、
  村上康成さん絵の
  『はるのごほうび』。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  おーい、雲よ。おーい、春よ。                   

 「春はあけぼの。」
 有名な清少納言の『枕草紙』の書き出しです。古典で習いました。
 続く「やうやう白くなりゆく、」あたりまで覚えている人もいると思います。
 一方、こちらは漢詩。
 「春眠暁を覚えず」、孟浩然の作。漢文の授業で習いました。
 清少納言は早起きで、孟浩然は気持ちよくてなかなか起きられなかったようです。
 いずれにしても、春は気持ちのいいものです。

 ブタが空に浮かんでいても、ネコが浮かんでいても、カエルもタヌキも、クマだって浮かんでいても、ちっともおかしくない。
 だって、春ですもの。
 内田麟太郎さん作のこの絵本には、春の気分が満載です。
 なんといっても、村上康成さんの、ほんわかした絵がいい。
 ページを開くだけで、春がこぼれてきそう。
 早起きしようが、いつまでも起きられなくても、町に出てみると、誰でも空に浮かびそう。
 でも、どうしてみんな空に浮かぶことができたのでしょう。
 その答えを、こいのぼりが教えてくれました。
 はるかぜをおなかいっぱい吸い込むのだとか。

 「だれだって もらえる はるの ごほうびです。」

 外出もままならない、コロナ禍の時代。
 せめて絵本をひろげて、はるかぜをいっぱい吸い込んで、空に浮かんでみたいもの。
 誰でももらえるごほうびなのですから。
  
(2021/03/20 投稿)

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