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プレゼント 書評こぼれ話

  絵本「はらぺこあおむし」で知られる
  アメリカの絵本作家エリック・カールさんが
  5月23日、91歳で亡くなられました。
  絵本好きの人なら
  必ず一度は読んだことがある「はらぺこあおむし」は
  日本で出版されたのが1976年。
  それから実に430万部を超えるロングセラーに
  なっています。
  絵本だけでなくあおむしくんをモチーフにした
  グッズもたくさん出ています。
  この作品のことをエリック・カールさんは

    この本は希望の本だ。
    子どもたちには希望が必要だ。

  と語っていたそうです。
  今日はエリック・カールさんを追悼して
  2017年に書いた「はらぺこあおむし」を
  再録書評で紹介します。

  エリック・カールさん、ありがとうございました。

  ご冥福をお祈りします。

  

sai.wingpen  追悼・エリック・カールさん - 再録書評「時代を超える」                   

 この絵本のことを知らない子どもたちはいないかもしれない。
 この絵本のことを知らない大人たちも少ないかもしれない。
 まして、絵本大好きなママさんたちはこの絵本が大好きだ。
 折り紙で「あおむし」君を作ったり、揃いの「あおむし」君Tシャツを着たりして。
 何より、この絵本の読み聞かせともなれば、読む方も聞く方も楽しくて仕方がないのじゃないだろうか。

 この絵本は仕掛け絵本というジャンルにはいるのであろうか。
 大がかりな仕掛けではない。
 「あおむし」君の食事と仕掛けがうまく重なって、仕掛けが何重にも面白く出来上がっている。このあたり、ページの中から子どもたちの歓声が聞こえてきそう。それってもしかしてもっとも大きな仕掛けだったりする?

 しかし、この絵本の本当の仕掛けはその色ではないだろうか。
 「あおむし」君の身体の緑ひとつとっても、その多彩さに目を奪われる。ましてや、成長してちょうちょになったその姿の豪華さはどうだろう。
 子どもたちのため息が聞こえるようではないか。

 おそらくこの絵本の魅力は何年経っても変わらないだろう。
 私たちがいなくなっても、次の親たちが、その次の親たちへと、そしてそれは新しい子どもたちにも間違いなく続くだろう。
 時代を超える。
 これがもっとも大きな仕掛けではないか。
  
(2017/09/03 投稿)

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