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  あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。
   恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、
   そういうひとびとを助けるために使ってください。
   そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。 

 これは、平成31年の東京大学の入学式の際に、
 社会学者の上野千鶴子さんの話された祝辞の一節です。
 この時の祝辞は大変大きな評判を呼びました。
 私もそれに感銘を受けました。
 上野千鶴子さんの話がどうしてこんなにも心に響くのか、
 やはりそれは目線の低さにあると思います。
 その低さは難しい言葉を嫌います。
 平易な言葉だから、思いが伝わりやすい。
 だから、話す側と聞く側が同じ地平に立つことができます。

 そんな上野千鶴子さんが
 NHKEテレの人気番組「100分de 名著」に登場します。
 テキストとなるのが
 ボーヴォワールの『老い』。
 ボーヴォワールといえば
 『第二の性』という著作で有名なフランスの作家。
 そう、

   人は女に生まれるのではない、女になるのだ。

 と言った人。
 哲学者サルトルとの自由恋愛でも有名です、
 そんなボーヴォワールが62歳の時に発表したのが
 今回のテキストとなった『老い』。

 6月28日月曜の夜10時25分から
 4回にわたって放送が始まります。
 上野千鶴子さんが「老い」について
 どんな話をしてくれるのか興味津々で
 今回久しぶりに放送用のテキストも買いました。

  

 その「はじめに」で
 上野千鶴子さんはこんなことを書いています。

    違っていても差別されない社会を考えていくなかで、
    これは女性のみならず、
    広く「社会的弱者」と言われる人びとに共通する問題だと気づきました。

    老いとは個人が努力で克服するものではなく、
    まさに社会の問題であり、文明の問題なのです。

 さあ、ボーヴォワールは「老い」について何を書き、
 上野千鶴子さんはそれをどうわかりやすく
 話してくれるのか、
 7月の「100分 de 名著」が楽しみです。

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