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プレゼント 書評こぼれ話

  今日は二十四節気のひとつ、
  小暑
  暑さがここから本格的になっていく頃。

    塩壺の白きを磨く小暑かな     山西 雅子

  今日は
  川本三郎さんの『映画のメリーゴーラウンド』という本を
  紹介します。
  そういえば、
  映画のタイトルに「7月7日」とついた作品があって
  それが「7月7日、晴れ」(1996年)。
  観月ありささん主演のラブロマンス。
  観てなくて、ゴメンですが。
  そんなふうにいろんな視点で
  映画を観ていけば
  観たい映画ばかりになってしまいます。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  次は何を観ようか                   

 読書のうまい人は、一冊の本から次から次へと読みたい本が出てくるといいます。
 映画も同じで、一本の作品から同じ監督の作品、好みの俳優たちの作品と観たい作品が出てきます。
 あるいは、映画に登場する場所や小道具からも連想することがあります。
 映画評論家の川本三郎さんのこの本は「連想によって映画を次々とつなげてゆく」もので、
 自身「こういう趣向の本はこれまでなかったと思う」と書いています。
 さらに、「映画のメリーゴーラウンド(つまり、尻取り遊び)とは、遊びながら、同時に普通、忘れがちなディテイルをよみがえらせようとする試み」とあるように、映画の楽しみ方は奥が深い。

 そのうえ川本三郎さんは外国映画だけでなくて日本映画にも造詣が深い。
 「ローマの休日」から最後には山田洋次監督の「寅次郎夕焼け小焼け」につながる映画の話でどうつながっているのか気になるが、これがきれいにつながるのだから面白い。(この話の場合は音楽がつながりのキーになっています)
 さらに川本さんは昔の映画にも詳しいし、川本さんも書いているように最近昔の日本映画を上映する映画館が増えたし、洋画も昔の作品のDVD化が進んでいるようです。
 特に今は昭和の風景をたどるには昔の日本映画を観るのが一番参考になるのではないでしょうか。

 この本は映画好きには極上の一冊で、しかも本文にはさまっている高松啓二さんのイラストがおしゃれなタッチでとてもいい。
 それもお楽しみです。
  
(2021/07/07 投稿)

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