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01/09/2009    書評:正直書評。
プレゼント 書評こぼれ話

  今回の書評は意に反して、少々下品になってしまいました。
  著者の豊崎由美さんの影響が、モロにでてしまいました。
  本を読んでいて面白いのは、著者が憑依(ひょうい)してくる瞬間でしょうか。
  だから、つい、その書評まで著者の文体に近くなる。
  この書評では紹介できませんでしたが、
  豊崎さんは「銀の斧」には「図書館で借りられたら読めばー?」、
  「鉄の斧」には「ブックオフで100円で売っていても読むべからず?!」って、
  書いています。
  それでは、この本の評価は?
  三本の斧、まとめて、「福袋」にしちゃいますか。

正直書評。正直書評。
(2008/10)
豊崎 由美

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sai.wingpen  ぐびぅつ。あ、失礼。げっぷでました。         矢印 bk1書評ページへ

  「文学賞メッタ斬り!」でつとに有名になった豊崎由美さんの、気の弱い人には少々過激な、書評集である。
 ご本人も書いているが、「トヨザキ=毒舌」のイメージが強い。
 しかし、この書評集の中で紹介されている一〇〇冊近い本のほとんどは「親を質に入れても買って読め!」の「金の斧」の評価なのでございます。
 「四十七歳・未婚・子無し・金欠のくせして上機嫌なオバちゃん」(3頁)である豊崎さんは、その評判に相違して、とても心お優しいお方なのですよね、ですよね。

 つーか、言葉が乱暴なだけで、おっと失礼、お言葉が跳ねまわっているだけなんですよね。心根の優しさがそれでも出てきてしまう。
 特に「外国文学」にはめっぽうお優しくて、そのほとんどが「金の斧」。 トヨザキも青い目には弱いか。
 というか、「外国文学」はいいものしか読んでおられないのではないか。 最初から長身・金髪・青い目・イケメン、選んでる? って感じ。まさかーっ。

 この書評は先にも書いたように評価を、イソップの「木樵とヘルメス」から採っている。
 えー、知りません? 沼から美女の神様が現れて「この斧はお前の斧かい」っていうお話。
 金の斧? いいえ私の斧ではありません。銀の斧? いいえめっそうもございません。では、この鉄の斧? はい。なんという正直なやつだ。ご褒美にすべての斧をお前に授けよう、っていうあれ。
 シャイなトヨザキさんは自ら書名に「正直書評。」(おまけにこの。は断定の気持ちという念のいれよう)とおつけになったくらいですから、金銀どっさりおもらいになったのでしょうか。

 ぐびぅつ。
 あ、失礼。これ、げっぷ。
 げっぷの勢いで書いちゃうと、ぜひ豊崎さんに勝間和代さんのご本を評してもらいたい。せめて、本の表紙に顔を載せるのやめなさい、ぐらいはいうのかな。
 ぐびぃつ。
  
(2009/01/09 投稿)


  
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